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2011年度 朝読 ブログトップ
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2011年07月07日 2年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月7日 木曜日(小雨) 2年1組

①『ひとつ ひまわり』 小長谷清実:文/福知伸夫:絵 (2分半)
②『うみやまがっせん』 上沢謙二:原案/長谷川摂子:文/大島英太郎:絵 (6分半)
③『ジャイアント・ジャム・サンド』 ジョン・ヴァーノン・ロード:文、絵/安西徹雄:訳 (6分)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『ひとつ ひまわり』 福音館書店

ひとつひまわり (福音館の幼児絵本)

ひとつひまわり (福音館の幼児絵本)

  • 作者: 小長谷 清実
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 大型本

ひとつ ひまわり
ふたつ ふうりん
みっつ・・・よっつ・・・いつつ・・・と増えていく。

わらべうたって 独特のリズムがあって おだやかな気持ちになりますよね。
子供たちも楽しそう。

むっつめは 麦わら帽子。
むっつの頭はどこいった?
って、あらら、一番前に座っている女の子たちがちょうど6人だわ。

(*'◇'*)  「ほんとだ 6人だ~」

みんなの視線が自分たちに集まって なんだか くすぐったそう。
ふふふ。
どこかに麦わら帽子かくしてないかい? (≧ω≦)


②『うみやまがっせん』 福音館書店

うみやまがっせん (こどものともコレクション2009)

うみやまがっせん (こどものともコレクション2009)

  • 作者: 長谷川 摂子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2009/02/01
  • メディア: 単行本

のどか~な気分になったところで(といいながら、最後は大盛り上がりしたんですけどね)
ちょっと元気になってもらおうか (≧∀≦)

表紙絵を見せたときから すでに ざわざわと話声が聞こえだし、何人かの子たちは大笑い。
何がそんなにおかしいのかと思えば、さるが釣竿を担いでいるところみたい。

(*'◇'*)  「さるが つりざお もっとう」
(*'◇'*)  「2本足で たっとう」

ええっ、そこ?
きみたち まだ2年生なのに、もう擬人化に違和感を持つの?

少しずつですが、低学年の早いうちに現実的な考え方をするような子が増えてきました。
彼らのまわりの生活環境などもですが、昔と今は遊びが変わったということが大きな理由じゃないかしら。
もっともっと子供らしい楽しさをいっぱい味わってから、ゆっくりおとなになってほしいな。

わあわあと騒いでいる子がいましたが、気にせず読んでいくと、だんだん静かになってきました。

山から下りてきたサルが、海の魚を釣ろうと釣りをはじめます。
ぐんっと手ごたえがあったので釣竿を引っ張ってみると、くらいついていたのは大きなタコ。

(*'◇'*)  「「「うわあーっ」」」

タコは サルになんか釣られてなるものか えんやさの よいやさ と釣り糸を引っ張り、
サルは 竿を取られてなるものか・・・と、これまた やっせ わっせ と引っ張る。
海と 山との 引っ張りっこの始まりです。

海のほうにずるずるとひっぱられたサルが おーい、だれか きてくれ と山の仲間に助けをもとめます。
やってきたのはウサギ。
サルとウサギが力をあわせて引っ張ると、こんどはタコがずるずると山のほうへ。
負けてなるものかとタコが おーい、だれか きてくれ と仲間を呼ぶと、タイがざぶっと応援にやってきた。

(*'◇'*)  「うわあっ」
(*'◇'*)  「おっきーい」
(*'◇'*)  「またサルが だれかよぶっちゃない?」
(*'◇'*)  「ウサギのつぎ なん?」
(*'◇'*)  「リス?」

なぜ、リスなんだろう (≧m≦)

ウサギの次にやってきたのはタヌキ。
タイの次はヒラメ・・・と、どちらも負けません。
子供たちも大興奮。

(*'◇'*)  「つぎは ゾウが くるっちゃない?」
(*'◇'*)  「こっちはワニだよ」

いや、だから きみたち。
 と の ひっぱりっこだってば ( ̄▽ ̄;)

気がついてみれば、最初、小馬鹿にしたように笑っていた子たちが 一番 興奮してたのでした。
ふっふっふっ ♪v( ̄(││) ̄)v♪


③『ジャイアント・ジャム・サンド』 アリス館

ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)

ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)

  • 作者: ジョン・ヴァーノン・ロード
  • 出版社/メーカー: アリス館
  • 発売日: 1976/01
  • メディア: -

今日はすっごく早く入らせてもらえたので、たっぷり時間があります。
悩みましたが、この本を読みました。

むんむん むしむし あつい なつ
チクチクむらに とんできた
4ひゃくまんびきの ハチの たいぐん

(*'◇'*)  「よんひゃくまんびき!」
(*'◇'*)  「どんだけ おると?」

想像つかないよね;

ハチの被害が増えてきたため、村じゅうみんなでやっつけようと決まります。
その作戦が型破りでおもしろい。
大きな大きな ジャム・サンドを 作って ハチを捕まえる罠にするんだって。
で、村じゅう総出でパン作りがはじまります。
そのパンの大きいことといったら・・・・

(*'◇'*)  「えーっ、おおきいっ」
(*'◇'*)  「やまみたい」
(*'◇'*)  「やけると?」

この作戦が採用されるのもすごいけど、それをやってのけるのも すごいよね~。

作戦は着々と進み、みんな 「すごーい すごーい」 と、これまた大興奮のうち読み終えました。

(*'◇'*)  「あまったパンは みんなで たべるとかいな?」

そうだねえ、みんなで食べないと食べきれないだろうし、そうしないともったいないもんね (≧ω≦)


2011年07月11日 3年3組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月11日 月曜日(晴れ) 3年3組

①『はちうえはぼくにまかせて』 ジーン・ジオン:文/マーガレット・ブロイ・グレアム:絵/もりひさし訳 (8分)
②『視覚ミステリーえほん』 ウォルター・ウィック:作/林田康一:訳

    *     *     *     *     *     *     *     *

またしても朝の会が長引いたため、朝読タイムは残すところ10分くらい。
1冊目に予定していた 『あついあついひ 』 は9月に読むことにしよう。

①『はちうえはぼくにまかせて』 ペンギン社
はちうえはぼくにまかせて

はちうえはぼくにまかせて

  • 作者: ジーン・ジオン
  • 出版社/メーカー: ペンギン社
  • 発売日: 1981/08
  • メディア: -

今朝も暑い日で、さぞや教室内も蒸し風呂状態だろう・・・と思いきや、天井で扇風機が回ってる。
数年前まではお試しで1年生の教室だけだったけど、ほぼ全学年の教室に設置されたのね。
頭上で扇風機が回るだけで風の動きが活発になる。
扇風機さまさまだね~ ヾ(*≧∇≦)〃

せっかく扇風機で涼しくしてるのに、教室の片隅に子供たちが密集して絵本を読むとは、なんだか矛盾しているような気がすると考えつつ、本を開きました;

(*'◇'*)  「はちうえはぼくにまかせてだ」

どこかでぽそりとつぶやく声。
ん? 読んだことがあるのかな。
この本ってちょっと地味で、子供たちがあまり手に取らないんですよね。
なので、読んだことがあるのならそれは嬉しいことです。


その夏、トミーはお家でアルバイトをすることにしました。
夏休み中、自宅を留守にする人たちの植木を預かるのです。
近所の人たちはみんなトミーのお客さんです。
となると、預かる植木の数も半端ないものです。
パパは始終しかめっつら。

トミーは植物の世話が上手でした。
上手すぎて、鉢植えの植物はどんどん育って大きくなって・・・・

(*'◇'*)  「うわあ;」

とんでもないよね~。

大きくなった植物たちはトミーの夢の中にまででてきます。
目が覚めたトミーがその日にやったこと。
それは家族みんなはもちろんのこと、植物たちも大喜びだったはず。

大きなツッコミはまったくなく、スム~ズに読了。
いつも1、2年生で集中攻撃のようなものすごいツッコミに慣れているので、3年生の落ち着いた雰囲気は 「おお~、きみたちはもう おにいさん、おねえさんに なってきたんだねぇ」 と しみじみしてしまいます。


②『視覚ミステリーえほん』 あすなろ書房
視覚ミステリーえほん

視覚ミステリーえほん

  • 作者: ウォルター ウィック
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 大型本

よっしゃ!
この本が読めるだけの時間があるぞ (*⌒0⌒)b♪

とはいっても、そんなに時間がないので、1、2組と同様 「読者のみなさまへ」の ページのみ。
それでも錯覚の部分になると、子供たちの目はびっくりまなこ。

(*'◇'*)  「えっ!」
(*'◇'*)  「うそ、なんで!?」
(*'◇'*)  「なんで かわると?」

ふっふっふ。
不思議でしょ?

(*⌒0⌒)  「みんな 見えた?」
(*'◇'*)  「うん!」

きらきら輝く目でじっと本を見つめる子供たち。
うんうん。
まだまだ きみたちも びっくりどっきりする 子供の部分を ちゃ~んと持ってるね。

「読者」のページをじっくり楽しんだところでちょうどいい時間。
このクラスの次の読み聞かせは9月になってからだ。
みんな元気でね ヾ(*≧∇≦)〃


2011年07月12日 1年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月12日 火曜日(晴れ) 1年1組

①『はっぱのなかでみいつけた』 ひろのたかこ:文、絵 (1分半)
②『そらのたべかたおしえましょう』 はたよしこ:文、絵 (5分)
③『なにをたべてきたの』 岸田衿子:文/長野博一:絵 (4分半)
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『はっぱのなかでみいつけた』 こどものとも012  2005年09月号

ehon8324.jpg   はっぱのなかでみいつけた (こどものとも012)
  作者: ひろのたかこ
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 2005年09月
    直リンクが禁止されておりますので、
     申し訳ありませんが本の詳細は
     トップページより検索をお願いいたします。


はっぱのなかに なにか見えてるね
はっぱのなかで みどりのもの みいつけた
なあんだ?

(*'◇'*)  「「「きゅうりー!」」」

そう、きゅうりだね。
じゃあ次は・・・・

(*'◇'*)  「「「とまとーっ!」」」
(*'◇'*)  「「「なすーっ」」」
(*'◇'*)  「「「」ぴーまーん!」」」

訊ねる前から答えが返ってきます。

(*'◇'*)  「だって、みえようもん!」

うんうん、すぐに わかっちゃうよね (≧ω≦)


②『そらのたべかたおしえましょう』 鈴木出版

そらの たべかた おしえましょう (ひまわりえほんシリーズ)

そらの たべかた おしえましょう (ひまわりえほんシリーズ)

  • 作者: はた よしこ
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 大型本

タイトルを読むなり 「「「「ええーっ!」」」」 と大きな声。

(*'◇'*)  「そらって たべられると?」
(*'◇'*)  「えー どうやって?」

どうやってだろうね。
それは この本を 読んだら分かるよ。

まず最初に すいかの たべかた おしえましょう

(*'◇'*)  「しっとう」

知ってるだろうけど、こうやって食べたことある?

(*'◇'*)  「おいしそう・・・」

でしょ~? (≧ω≦)

とうもろこしも トマトも 枝豆だって
すっごく おいしそうに 食べてるよね

じゃあ次は かぜの たべかた おしえましょう

(*'◇'*)  「ええー どうやってー?」

のどを おおきく ひらいてごらん
だめだめ あなたは くちばかり
のどを おくまで ひらいてごらん

ほとんどの子が あ~~ん! と大きく口をあけてます。
どう? お腹の中に 風が入ってくるの わかった?

(*'◇'*)  「うん!」
(*'◇'*)  「はいってきたー」

おお~ それは すごい \(◎▽◎)/!

ほかにも 水の食べかた 虹の食べかた 歌の食べかたなんかもでてきます。
そのたんびに 子供たちは 大きく口をあけたり びっくりしたり ホントかなあと不思議がったり 大騒ぎ

さあ 最後は いよいよ そらのたべかたです。
みんな目をきらきらさせて ホントかなぁ できるかなぁ と 大きく息を吸いこんで 吸いこんで 吸いこんで・・・・
どう? できた? (≧∀≦)


③『なにをたべてきたの』 佼成出版社

なにをたべてきたの

なにをたべてきたの

  • 作者: 岸田 衿子
  • 出版社/メーカー: 佼成出版社
  • 発売日: 1978/01
  • メディア: -

さあて 次は お腹を空かせた しろぶたくんの おはなしです。

とってもお腹を空かせた しろぶたくん
なにか食べようとでかけていきます。

りんごに レモンに メロンに ぶどう

食べるたびに 大きくなっていく しろぶたくん
子供たちからも 「おおきく なりよう」 という声が聞こえてきます。

いくら食べても お腹がいっぱいにならない しろぶたくん
最後に見つけたのは せっけん

(*'◇'*)  「「「えーっ せっけんー?」」」
(*'◇'*)  「たべられるとー?」
(*'◇'*)  「あっ! たべたっ!」

あらあら ほんと
そんなもの食べちゃうから・・・・

(*'◇'*)  「あわが でよう」
(*'◇'*)  「たいへんなことに なっとう!」

ホントだよね!

なんとか おちついた しろぶたくん
まえより おおきくなったかな?
ん? わかんない?
じゃあ 最初のころと くらべてみようか?

(*'◇'*)  「「「「「うわあ~!」」」」」
(*'◇'*)  「おおきくなっとうー!」

ほんとだね
ものすごく 大きくなったね
いっぱい 食べたもんね
みんな しろぶたくんが なにたべたか おぼえてる?

(*'◇'*)  「おぼえとー!」

りんごに レモンに メロンに ぶどう
みんなしっかり覚えてました

(*'◇'*)  「それから せっけんも!」

そうそう、せっけんを 忘れちゃいけないね (≧m≦)


④『めだかのめがね』 こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

おお~
今日は余裕で時間があります
読み始めから、本を読み終えるたびに 「めだかのめがねは?」 と何回も訊かれたから、今日は読みたかったんだ。
よかった(*^-^*)

(*'◇'*)  「このあいだ かっぱまで よんだよ」

よく覚えてたね~。
そう、かっぱのらっぱ まで読んでたよね。
今日は たいへんなたい と いろとりどり と るすばん の3つを読みました。
ことばのリズムが楽しいよね~。
わたしも この本 大好きだよ


3つを読んだところでちょうどいい時間です。
1年1組は、今日が1学期最後の読み聞かせです。
みんな楽しい夏休みを過ごしてね。

(*'◇'*)  「きょうは 4さつも よんだね」

そうだね~
今までの最高記録だね(≧∀≦)
じゃあ 9月にまた会おうね。


2011年07月13日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月13日 水曜日(晴れ) 1年1組

①『はっぱのなかでみいつけた』 ひろのたかこ:文、絵 (1分半)
②『そらのたべかたおしえましょう』 はたよしこ:文、絵 (5分)
③『なにをたべてきたの』 岸田衿子:文/長野博一:絵 (4分半)
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『はっぱのなかでみいつけた』 こどものとも012  2005年09月号

ehon8324.jpg   はっぱのなかでみいつけた (こどものとも012)
  作者: ひろのたかこ
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 2005年09月
    直リンクが禁止されておりますので、
     申し訳ありませんが本の詳細は
     トップページより検索をお願いいたします。


はっぱの中に かくれている いろんな野菜たち
ちょっぴり姿が見えてるから なにがかくれているか すぐに分かってしまいます。
トマトに ナスに スイカ・・・

(*'◇'*)  「スイカわり したことあるー」
(*'◇'*)  「ぼくも あるー」
(*⌒0⌒)  「ほんと? 楽しかった?」
(*'◇'*)  「うん! おいしかったよ」

そうそう。スイカ割りは、割った後も楽しみがあるんだよね~

(*'◇'*)  「ものすごーく あまかった」

そっか~
ううう、スイカが食べたくなってきた(≧ω≦)


②『そらのたべかたおしえましょう』 鈴木出版

そらの たべかた おしえましょう (ひまわりえほんシリーズ)

そらの たべかた おしえましょう (ひまわりえほんシリーズ)

  • 作者: はた よしこ
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 大型本

スイカ気分になってるときに この本を読むと ますます食べたくなります(≧m≦)
とっても豪快に食べるさまが とてもおいしそうなの
スイカのあとは、バリバリととうもろこしも食べ
ばくばくとトマトを食べて
いよいよ 風 の番です
1組さんと同じで あ~ん と口をあける子供たち

のどを おおきく あけてごらん

(*'◇'*)  ((( あ~~~ん )))
ふふふ あけてる あけてる (≧∀≦)

歌も 虹も 空も
一度 食べてみたいね (* ̄ー ̄)

(*'◇'*)  「にじって ばらばらの あじが するのかな」
(*'◇'*)  「ななつの あじ?」

おお~、そうだね
七つの色それぞれに味があるのかな?

(*'◇'*)  「どんな あじかなあ?」

う~ん、どんな味かなぁ


え~っと
この本の途中で、遅刻してきた男の子が輪の中に加わりました。
絵本読みの時間があまり好きじゃないのか、読んでいる途中、バカにしたような声でツッコミを入れてきます。
まあその程度のことは、低学年の子にはときどきあることなので、特に気にしないのですが、
(実際、この子は毎回、同じようなツッコミをします)
そのうち、誰かのハンカチを使ってまわりの子にちょっかいをだし、小さな声ですがケラケラ笑ったりしだしました。

うーん、近くの子もまきこんでるなぁ。

いつもだと担任の先生が声かけしてくれるのですが、今日は気付いてないようです。
気にはなりますが、読んでいる途中なのでどうすることもできません。

この本を読み終わったらそれとなく声かけしよう・・・と考えているうち、静かになりました。
やれやれ。
落ち着いたのならそのままにしておこう。
ふうっ ( ̄▽ ̄;)


③『なにをたべてきたの』 佼成出版社

なにをたべてきたの

なにをたべてきたの

  • 作者: 岸田 衿子
  • 出版社/メーカー: 佼成出版社
  • 発売日: 1978/01
  • メディア: -

しろぶたくんは おなかがぺこぺこです
なにか 食べるもの ないかな
最初にみつけたのは りんごです
でも りんごだけでは お腹いっぱいにはなりません

レモンを食べて
メロンを食べて
ぶどうを食べて・・・・
それでもお腹が空いている しろぶたくん

(*'◇'*)  「えーっ」
(*'◇'*)  「まだ たべると?」
(*'◇'*)  「たべすぎだよー」

いっぱい食べたもんねえ。

てくてく歩いて行った しろぶたくん
次に見つけたのは せっけんです。

(*'◇'*)  「ええーっ!」
(*'◇'*)  「せっけんとか たべられんよ」
(*'◇'*)  「びょうきに なるよ」
(*'◇'*)  「きれいに なるっちゃない?]
(*'◇'*)  「ならんよ びょうきに なるよ」

ぷっ(≧m≦)
たしかに本当に石鹸を食べたら中毒をおこしちゃうから、気をつけないとね。

さあ、せっけんを食べてしまった しろぶたくん
お腹の中が大変なことになってしまいました。

(*'◇'*)  「おなかのなかが めちゃくちゃに なっとう」
(*'◇'*)  「くちから シャボンだまが でよう」
(*'◇'*)  「いろが まじっとう」

ホントだ 色が混じっちゃってるね~
(おっ! さっき ちょっかいを出してた子だ)

お腹の中の石鹸がシャボン玉になって全部なくなった しろぶたくん。
元気になりました。

しろぶたくん おおきく なったかな?

(*'◇'*)  「なってるー!」
(*'◇'*)  「これくらい おおきく なっとうよ」

ん?
(*'◇'*)  「てで ちゃんと はかったもん!」

それは・・・・目算ってやつですね(≧ω≦)


④『めだかのめがね』 こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

よっしゃ、2組さんも この本が読めます。
かっぱのらっぱまで、3つのことばあそびを読みました。

(*'◇'*)  「やっぱり おもしろ~い」

まだまだあるから、2学期にまた読もうね。
2組のみんなも、9月まで元気でね~


絵本を読み終えて、挨拶も済んで、並べていた絵本をカバンに入れようと手を伸ばしたとき、
あの落ち着きのなかった男の子が パッとかけてきて 1冊の絵本を手に取りました。
それは そらの たべかた おしえましょう です。
うれしそうに手に取り、パラパラと中を見はじめました。

ああ、やっぱりそうだね。

本当は興味あるんだけど、それを認めるのがイヤだっただけなんだよね。
話しかけたかったけど、もう授業が始まります。
担任の先生からも 「はい、席に戻ってね」 と言われ、結局話さずじまい。

9月になったらまた会える。
そのとき、彼がどんな反応をするか、楽しみです。


2011年07月14日 2年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月14日 木曜日(晴れ) 2年1組

①『なつなつなつ』 のさかゆうさく:作、絵 (2分)
②『めっきらもっきらどおんどん』 長谷川摂子:文/ふりやなな:絵 (7分)
③『くるくるつるくん』 笠野裕一:文、絵 (2分)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『なつなつなつ』 こどものとも年少版 2003年08月号

なつなつなつ.jpg   なつなつなつ (こどものとも年少版)
  作者: のさかゆうさく
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 2003年08月
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さて、最初はことばあそびの絵本です。

    おひさま じりじり あつい なつ
    なつ なつ なつ なつ なつ な つ な つ な つな つな
    つなを つかんでいる たか
    たか たか たか たか た かた かた
    かたに とまってる・・・・

(*'◇'*)  「とり?」

(*⌒0⌒)  「(おしいっ!) せみ

みせで うっている かさ
さかを ころがる たま
次にくることばがなにか想像するのはちょっと難しいけど、ことばのリズムが楽しい。

最後にたどりつく ことばは・・・

(*'◇'*)  「「「「いえ!」」」」

大正解!(≧ω≦)


②『めっきらもっきらどおんどん』 福音館書店

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)

  • 作者: 長谷川 摂子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1990/03/15
  • メディア: 大型本

(*'◇'*)  「あ、これ 好いとう!」
(*'◇'*)  「あたしも!」

わたしも、ぼくも・・・と大人気。
ほとんどの子が 「だいすき~っ」 と声をそろえますが、知らない子もちらほら。
じゃあいつもの約束ね。
知らない子たちのために、先を言わないようにね。
みんなで確認してから読みはじめます。

その日、かんちゃんは なぜだか ともだちと ちっとも会えませんでした。
遠くまで来たのにやっぱり誰もいません。
しゃくだから かんたは 大声で めちゃくちゃの うたを うたいました。

    ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ
    じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん

すると、どこからか風が吹いてきて、おまけに奇妙な声も聞こえてきました。

    こっちゃこい こっちゃきて うたえ

かんちゃんが不思議な穴をのぞきこむと、そのままひゅうっと吸いこまれてしまいました。
それと同時に、子供たちの 「あっ!」 と息をのむ声が聞こえてきます。

(*'◇'*)  「でも だいじょうぶっちゃん」
(*'◇'*)  「おもしろい おばけが おるっちゃんね」
(*'◇'*)  「みんなで あそぶとよ」

3人のへんてこりんな妖怪?たちとのやりとりが、みんなの笑いを誘います。

(*'◇'*)  「(モモンガーごっこ)いいなあ~」
(*'◇'*)  「やりた~い」
(*'◇'*)  「(水晶玉)ほしーい」
(*'◇'*)  「海、ほんとに 見えるとかな」

どうだろうね。
いいよね、海が見える水晶玉なんて。
もしももらったら、宝物だよ。

そして、なわとびの名人、もんもんびゃっこ。
かんちゃんといっしょに135回も跳んじゃった!

(*'◇'*)  「「「「すごーーい!!」」」」

すごいねー。
ふたりで一緒に跳んだんだもんね。


③『くるくるつるくん』 こどものとも年少版 2004年07月号

くるくるつるくん.jpg   くるくるつるくん (こどものとも年少版)
  作者: 笠野裕一
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 2004年07月
    直リンクが禁止されておりますので、
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もうちょっと時間がある。
よかった、この本が読める。

(*'◇'*)  「いか いかった は?」

ん?
ああ、どうぶつ はやくち あいうえお ね。
ごめん、今日はこっちを読ませてね。

最初はね、それは 小さな芽だったの。
かこちゃんが水をかけてあげたら、つるつるってのびてきて
どんどん どんどん のびてって
くるくる くるくる まきついて

(*'◇'*)  「ああ、いぬの あしにも!」
(*'◇'*)  「せんたくもの もういっかい あらわな いかんよ」

まきつかれちゃったもんね(≧m≦)

そりゃあもう、どんどん どんどん のびていく つるくん。

(*'◇'*)  「「「「ええーっ!」」」」

ね、すごいでしょ。
でもね、このつるくんがね~

(*'◇'*)  「「「「うわ~あ!」」」」

(*'◇'*)  「「「「きれ~~い!!」」」」

でしょ。
すごいね~。
ほんと、きれいだね(*^-^*)


2011年07月15日 2年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


7月15日 金曜日(晴れ) 2年2組

①『なつなつなつ』 のさかゆうさく:作、絵 (2分)
②『めっきらもっきらどおんどん』 長谷川摂子:文/ふりやなな:絵 (7分)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『なつなつなつ』 こどものとも年少版 2003年08月号

なつなつなつ.jpg   なつなつなつ (こどものとも年少版)
  作者: のさかゆうさく
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 2003年08月
    直リンクが禁止されておりますので、
     申し訳ありませんが本の詳細は
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朝の会が長引いて朝読の時間がちょっとだけ短くなりました。
サブの本はどちらか1冊しか読めないぞ。
となると、読むのはこっちだ。

夏がテーマのことばあそびの本です。

なつ なつ なつ(夏)・・・・と続けていると、いつのまにか つな(綱)になってる。
かた(肩) が たか(鷹)に
たま(玉) が また(股)に
ことばが どんどん 変身していく。

このことばあそび、次にどんなことばがくるか想像するのがちょっと難しいんですが、半分くらいのページはちょっとだけヒントが描いてあります。
そこに目がいくように誘導してあげると、子供たちからたくさん声がとんできます。

さく(柵) が くさ(草)になって、次は草の中にある・・これこれ、これ、な~んだ?

(*'◇'*)  「つる?」
(*⌒0⌒)  「つるなんだけど・・・ほら、紫色している・・・・」
(*'◇'*)  「あ、わかった! なすび!」

そう、なす!

やっぱりことばあそびは楽しいよね~(≧∀≦)


②『めっきらもっきらどおんどん』 福音館書店

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)

  • 作者: 長谷川 摂子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1990/03/15
  • メディア: 大型本

本を見るなり、みんな、知ってる、持ってると大騒ぎ。
そうだろうとも(⌒(T)⌒)

なぜかその日、かんたは友達と出会わなかったのです。
どこに行っても誰もいない。
そこでかんたは大きな声ででたらめのうたをうたいます。

    ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ
    じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん

すると
急にどこからか風が吹いてくるし、奇妙な声も聞こえてきました。
そして不思議な声に導かれるように、不思議なところへ迷いこんでしまった かんた。
へんてこりんな3人組がでてくる頃にはもう、みんなのクスクス笑いが聞こえてきます。

みんなこの本が大好きなんだね。
その大好きが伝わってきます。

(*'◇'*)  「(空飛ぶ丸太に)のってみた~い」
(*'◇'*)  「(おもちのなる木)おいしそ~う」
(*'◇'*)  「おなか へってきた」

う~ん、ホントにおもちは食べてみたいね。
丸太にも乗りたいし、モモンガーごっこもやりたいし、不思議な水晶玉ももらいたい!
そのためには、あのうたを うたわなきゃいけないんだよね。

(*⌒0⌒)  「みんな、おぼえてる?」
(*'◇'*)  「おぼえてないー」
(*'◇'*)  「めっきらもっきらしか わからん」
(*'◇'*)  「だって、ながいもん!」

そうだねぇ、うたを作ったかんたが忘れちゃうくらいだもんね。

(*'◇'*)  「もういっかい でたらめなうた つくれば いいっちゃない?」

そっか、そうかもね。

(*'◇'*)  「そしたら、べつなとこに いくかもよ」

ああ、別のうただからね。 うん、そうかもしれないね。

(*'◇'*)  「ためしてみたらいい」
(*'◇'*)  「こんど じんじゃにいって うたってみようか」

ふふふ。
へんてこりんな3人組に会えたら教えてね(≧ω≦)


朝読 読み聞かせ日程について ―― 切なる願い。 [2011年度 朝読]


今日から2学期の読み聞かせ開始です。
秋は文化祭があるので、9月の終わりころから練習がはじまって朝読ができない日もあるかも。
今年はどんな出し物するのかな(∇ ̄〃)。o〇○


昨日、移行日記を修正しているときに朝読の日程について書いているものがでてきました。
              ↓
  ※朝読(読み聞かせ) ローテーションについて


現在、絵本読みに通うクラスは曜日によって決められています。

今年は

  月曜日 → 3年生(3クラスでローテーション)
  火曜日 → 1年1組
  水曜日 → 1年2組
  木曜日 → 2年1組
  金曜日 → 2年2組

となっていて、入れ替わることはありません。

以前はここまできっちり決めていませんでした。
月曜日が3年生、 火・水が1年生、 木・金が2年生
といった感じで、行事や祭日で読み聞かせができないときはスライドしていました。

たとえば、火曜日が祭日の場合、水曜日に1組へ行き次の火曜日に2組に入るといった具合です。
こうすればどちらのクラスも同じ数だけ読み聞かせに入ることができます。

なぜ方式が変わったのか、上記の日記を読んでもらうとわかります。
本当は今でもガチガチには決めたくないのです。
実際、9月の予定表を見てもらうと分かりますが、
1年生も2年生も2組のほうが1組よりも2回少なくなってます。
           ↓
  ※2011年09月 読み聞かせ一覧表

こうなると選本も難しい。
片方のクラスには、確実に読まない本がでてくるのですから・・・・。


1学期の終わりは偶然2年2組の日が立て続けにお休みになりました。
担任の先生が 「子供たちが楽しみにしているのに・・・」 と不満顔でした。

(⌒-⌒*) 「曜日で決めてるからうちのときばかり休みになるんでしょ。スライド方式にするよう提案してみます」

と言ってくださったんですが、どうなったのかなぁ。

奇しくも、今月末にはまた2年2組の日が祭日になってます。
前みたいにスライドさせてもらえたらうれしいなあ。


2011年09月05日 3年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


久し振りの読み聞かせです。
夏休みの間にみんな大きくなったねー。
一ヶ月半ぶりだもんね!


9月5日 月曜日(曇り)  3年1組
①『なつのいちにち』 はたこうしろう:文、絵 (4分)
②『こびっちょさんのやま』 いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵 (7分半)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『なつのいちにち』  偕成社

なつのいちにち

なつのいちにち

  • 作者: はた こうしろう
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 大型本

まずは1冊目。

暑い 暑い 夏のある日。
元気よく玄関を飛び出していく男の子。
今日はぜったい つかまえる。
ひとりで つかまえる。
待ってろよ~。

この場面になると、必ずと言っていいほど あちこちで ぼぞぼそと 小さな声が聞こえてきます。

(*'◇'*)  「つかまえるって なにを?」
(*'◇'*)  「トンボやない?」
(*'◇'*)  「あ、トンボがおるけど とらんよ」
(*'◇'*)  「え、じゃあ いったい なに?」

この子たちは町なかの子供たちだから、カブトムシやクワガタかもっていう想像をしないのかも。
ここらへんには普通にカブトムシとかいないもんね。

男の子は、線路を渡り、みどりの海を越え、どんどん走っていきます。
くさーいウシ小屋の前は全速力。

(*'◇'*)  「あははははは!」

たしかにくさいよね~(≧ω≦)

   まってろよ!
   でっかい クワガタムシ!

男の子が宣言すると、これまた必ず子供たちが納得の声をだします。

(*'◇'*)  「クワガタかあ」
(*'◇'*)  「だけど おると?」
(*'◇'*)  「つかまる?」

ふふふ。
これくらい田舎だと きっと いるよ(*^-^*)
林の中に入れば、ほら

(*'◇'*)  「あっ、おった」

(*'◇'*)  「「「「ちっさーーっ」」」」

やっぱり小さく見える?

男の子はクワガタムシを捕まえようと一所懸命。
跳びあがって よじ登って 落っこちて・・・・・

(*'◇'*)  「あ、クワガタも おちてきた」
(*'◇'*)  「うわっ、おっきーい!」
(*'◇'*)  「すごーい」
(*'◇'*)  「おおきいねー」

ものすごく大きいよね。

(*'◇'*)  「(男の子の)かおと 同じくらい 大きいやん」
(*'◇'*)  「すげ~」

がんばったかいがあったね~。

(*'◇'*)  「そんな ぎゅってもったら つぶれるよ」

あらまあ、そういえば 虫かご持ってきてないんだね~。


ところで
みんなが 一番 気にしていたのは
男の子のかぶっている麦わら帽子。

林に行く途中で川に流してしまうんですが、
落っことしたときは

(*'◇'*)  「あ、ぼうしが おちたよ」
(*'◇'*)  「とらんでいいと?」
(*'◇'*)  「ながれていきようし」
(*'◇'*)  「おこられるっちゃない?」

と心配し、

読み終わったあとも

(*'◇'*)  「ぼうし どうなったとかいな」
(*'◇'*)  「もどってこんとかいなね」
(*'◇'*)  「むりやろ」
(*'◇'*)  「よかったよね、あれ」

とやっぱり心配。

たしかに麦わら、かっこよかったよねっ(* ̄∀ ̄)"b"


②『こびっちょさんのやま』  こどものとも 1998年08月号

こちっちょさん.jpg   こびっちょさんのやま (こどものとも)
  作者: いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 1998年08月
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夏休みのある日、おさむはおばあちゃんの家に行きました。
おさむのおばあちゃん家も、これまた大自然の中にあります。
版画絵のような素朴なタッチが、子供たちをほのぼのした気分にしてくれます。

雨にぬれて風邪をひいてしまったおさむのため、薬草を採りに行ったおばあちゃん。
そのすぐあと、障子の向こうに見える大きな影。

(*'◇'*)  「え、なん?」
(*'◇'*)  「なんの かげ?」
(*'◇'*)  「ものすごく おおきくない?」

大きいです(≧m≦)

おさむの風邪を治そうと、次々とやってくる虫たち。

みのむしも ツユムシも ダンゴムシも とてつもなく大きな姿。

(*'◇'*)  「「「「うわあーっ」」」」
(*'◇'*)  「こわーーいっ!」
(*'◇'*)  「いやーっ」

と叫んではいるけれど、
みのむしの ゆりかごや
ツユムシが出してくれた冷たくて甘そうなツユや
ダンゴムシのマッサージは
ちょっとだけ試してみたいようです。

(*'◇'*)  「こわいけど (みのむしの みのの中に) ちょっと はいってみたい」
(*'◇'*)  「ツユって おいしいとかいな」
(*'◇'*)  「ダンゴムシの、きもちよさそう~」

挑戦してみたい?

(*'◇'*)  「でも、これって夢やないと」

どうだろう(*^-^*)

(*'◇'*)  「(風邪が)治っとうっちゃけん 夢じゃないっちゃないと」

そうだね~。

(*'◇'*)  「そうかぁ、かみさまだったんだ」

みんなのところにも やってくるかもね。

(*'◇'*)  「あんな おおきな 虫は いやっ!」

あ、やっぱり?(≧ω≦)


2011年09月06日 1年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


今日は1年生。
いつものように教室の外で待機。
ん?
担任の先生が違う・・・
あ、間違えた、ここ2組じゃん!

すぐに テテテテテ・・・ε=ε=ε=ε=ε=(o≧~≦)o と移動したのだけども
2組の前で立ち止ったところを見られたようで、

(⌒-⌒*) 「今日は読み聞かせなので早めに朝の会を終わりましょう~」

という先生の声が2組の教室から・・・・( ̄▽ ̄;)!

す、すみませんっ
今日は1組です~~~っ!

はあ~、ごめんね、2組のみんな(> <)


9月6日 火曜日(曇り)  1年1組
①『まり』 谷川俊太郎:文/広瀬 弦:絵 (2分)
②『だごだご ころころ』 石黒みな子・梶山俊夫:再話/梶山俊夫:絵 (8分)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『まり』  クレヨンハウス

まり (新価格)

まり (新価格)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: クレヨンハウス
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: ハードカバー

(*'◇'*)  「まり?」
(*'◇'*)  「まるいね」

うん、まりだからね(≧m≦)

ころん と転がったまり。
ころころ ころころ ころがって
ぽん ぽん ぽんっ と跳ねてって
ぱしって棒でたたかれた・・・

(*'◇'*)  「わはははは!」

(*'◇'*)  「ぴしゃって なっとう」
(*'◇'*)  「しかくに なりようよ」

ほんとだ。
これじゃあ ころころ ころがれないね

すると、元・まりだった しかくくんは
かっくん かっくん と ころがりだした(≧∀≦)

(*'◇'*)  「あ、いけに おっこちた」

ぶくぶくと どこまでも沈んでいく まり

浮かんでこないね・・・・

(*'◇'*)  「しかくに なったけん ういてこれんっちゃない?」
(*'◇'*)  「まるくないけん」
(*'◇'*)  「そこのほうに しずんどうかも しれん」
(*'◇'*)  「いきが つづかんごとなるよ」

それは心配だ。

次のページを開いてみると・・・

(*'◇'*)  「あっ、うかんできた」
(*'◇'*)  「また まるくなっとう」
(*'◇'*)  「だけん うかんできたっちゃないと?」

ああ、丸くなったからか。
なるほど、そうかもしれないね(*^-^*)


②『だごだご ころころ』  福音館書店

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 石黒 ナミ子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: 単行本

じゃあ次はちょっと長いおはなしを読もうか。

むかし むかし あるところに
きのいい じいさんと ばあさんが おったと。

ある日、ばあさんは くもの巣にひっかって弱っている あかとんぼを見つけました。
かわいそうに思ったばあさんは、あかとんぼを助けてやります。

次の日、じいさんの大好きなだご(だんご)を作ったばあさん。
喜んだじいさんがだごを食べようとしましたが、うっかり ぽろりと おっことしてしまいました。

ころころと ころがっていく だご。

ばあさんが もったいない・・と拾うと追いかけますが、だごは ころころ ころがっていって
川のそばまでやってきます。

(*'◇'*)  「また (川に) おっこちるっちゃないと?」

水の中にね。
ところが
だごは 川の中に沈んでいかないで ぴょんぴょんと 跳ねるうように飛び越えて
川向こうの暗い穴の中にはいってしまったのです。

やれやれと ばあさんが 舟に乗って追いかけていくと、穴の中には大きな赤鬼がおりました。

びっくりした ばあさん。

子供たちも驚いたようで、「はっ」 という小さく息をのむ声が聞こえます。

鬼に頼まれ だごを 作ったばあさん。
鬼たちは うまい うまい とたいらげ、明日もまた作ってくれとばあさんに言います。
ばあさんは じいさんのところに帰りたくてたまりませんが、鬼たちがこわくて帰ることができないのです。

そこへ、このあいだ助けてやった あかとんぼが 飛んできて
ばあさんに 逃げだすヒントを教えてくれます。

あかとんぼの言うとおりにして なんとか鬼のところから逃げだした ばあさんでしたが、
それに気づいた あかおにたちが おおぜい追いかけてきました。

手に汗にぎらんばかりの展開に、子供たちは じっ・・・ と息をころして集中しています。

この絵本は、本当に子供たちの心を ぎゅっと つかんで
おはなしの世界につれていってくれる 「ちから」 のある本です。
読み終えると、解放されたように ほお~~っとした 雰囲気になれるの。

読み手もね、とっても気持ちよく読めるのです。
みんなが ひとことも聞きもらさないよう じいっと聞いてくれているのが ひしひしと伝わってきます。

読んでいる最中、口をはさむ子は まず いません。
それだけ集中しちゃうんです。

そのかわり、読み終わったあと話しかけてくることはありますけどね。

今日もそうでした。

(*'◇'*)  「この (最後のページの) あかとんぼ、まえのときより きれいになっとう」

ん?
まえのとき?
おばあさんを助けようとしたときのことかな?

(*'◇'*)  「ちがう もっと まえ」
(*'◇'*)  「さいしょの ときやろ?」

最初?
ああ、くもの巣に ひっかかってたときのことか。

(*'◇'*)  「こんときのほうが はねが よごれとう」

見比べてみても そう違いがあるように感じなかったのですが、
何人かの子供たちには そう 見えたようです。

おばあさんに恩返しして元気になったのかもしれないね!(≧ω≦*)


2011年09月07日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


2組の先生はいつも朝読の時間をたっぷりとってくれます。
今日も朝の会を早めに切り上げて、チャイムが鳴る前に始めさせてもらえました。


9月7日 水曜日(晴れ)  1年2組
①『まり』 谷川俊太郎:文/広瀬 弦:絵 (2分)
②『だごだご ころころ』 石黒みな子・梶山俊夫:再話/梶山俊夫:絵 (8分)
③『ひまわり』 和歌山静子:作 (1分半)
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『まり』  クレヨンハウス

まり (新価格)

まり (新価格)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: クレヨンハウス
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: ハードカバー

まんまるい まり
ころころ ぽんぽん ころがっていったと思ったら

ぴしゃっ!

(*'◇'*)  「やきゅう?」
(*'◇'*)  「これ やきゅうの たま?」

どうだろう

(*'◇'*)  「そうだよ」

そう?

(*'◇'*)  「だって バットで うたれてるもん!」

なるほどね。
たしかにこの棒、バットみたいだね。

ひゅーんと飛んでいったまり。

(*'◇'*)  「ホームランやない?」

ところが
次のページでは ぴしゃっ! と壁にへばりついちゃった。

(*'◇'*)  「しかくになっとう」
(*'◇'*)  「やきゅうのボールじゃないっちゃないと?」

ましかくだもんね(≧ω≦)

いろんな変化をみせる まり

(*'◇'*)  「また まるくなった」

ほんとだ。
また まりに なったね(⌒0⌒)


②『だごだご ころころ』  福音館書店

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 石黒 ナミ子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: 単行本

さて、次は日本の昔話です。

あるところに とっても きのいい じいさんと ばあさんが おりました。
このばあさんは、くもの巣にひっかかった あかとんぼを 助けてあげたり
畑仕事にでかけた じいさんのために たくさんの だごをつくったりと
ほんとに優しい ばあさんでした。

ある日、じいさんが落とした だごを おいかけていった ばあさんは、気がつくと鬼の棲む穴の奥にはいってしまいます。
鬼に頼まれ、来る日も 来る日も だごを作り続けることになってしまった ばあさん。
じいさんのいる家に帰りたくて悲しんでいるばあさんに あの助けてやった あかとんぼが 話しかけてきました。

それまで しーんと だまって聴いていた子供たちでしたが、ここで ひとりの男の子が

(*'◇'*)  「とんぼが はなすわけ ないやん」

と、小さくつぶやきました。

おっ。

この 「だごだご ころころ」。
これまで たくさんの子供たちに読んできたけど、ツッコミを入れたのは 君がはじめてだよ(・∀・)

まわりの子たちが その声をどう思うか
このあとも その男の子は つぶやき 続けるのか、さて みんな どうする?

その後の動きがどうなるのか期待しましたが、誰も何も言わず、つぶやいた男の子もそのあとはツッコミもありませんでした。

ふふっ。

ツッコミを入れた男の子。
その後、何も言わなかったのは、
とんぼが しゃべって ちょっと びっくりしたけど
  おはなしの先がどうなるか、そっちのほうに集中しちゃったのか
  誰もなにも言わなかったから黙っちゃったのか
  それとも、まったく違う理由なのか
ホントのことは分からないけど、一番初めの理由であってほしいいなあ(∇ ̄〃)。o〇○


③『ひまわり』  福音館書店

ひまわり (福音館の幼児絵本シリーズ)

ひまわり (福音館の幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 和歌山 静子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2006/06/07
  • メディア: 単行本

早く教室に入らせてもらえたので、時間があります。
予定していた この本が 読める~。

小さな種をひとつぶ 土の中に 埋めました。
種は芽を出し、どんどん どんどん 大きくなります。

   どんどこ どんどこ

   どんどこ どんどこ

   どんどこ どんどこ

(*'◇'*)  「なーん、おんなじことばっかり かいてある」
(*'◇'*)  「どんどこ ばっかりやん」

そんなツッコミも おかまいなしで どんどこが 続いていきます(≧ω≦)

(*'◇'*)  「かいてある じが おおきくなりよう」

おお~~っ。
そうなのよ!
ことばは おんなじ どんどこ でも、文字の大きさが少しずつ大きくなってるよね。
小さな芽だった それは どんどん大きくなって ひまわり らしくなってきて
そして さいごに

   どん!

(*'◇'*)  「「「「 わあ~! 」」」」

(*'◇'*)  「おもしろかったあ~」

でしょう!?(≧ω≦*)


④『めだかのめがね』 こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

(*'◇'*)  「もうちょっと じかんが あるよ」
(*'◇'*)  「あの だじゃれみたいなやつ よんでほしいなあ」

うんうん、時間がちょっとしかないから、これだったら読めるね。
久し振りだよね~。

今日は 「たいへんな たい」 から 「ばった」 まで 4つ読みました。

「かっぱの らっぱ」 は、ことばのリズムが楽しい。
ことばの響きがおもしろくて、読むのも楽しいし聴いてるほうも愉快みたい。

(*'◇'*)  「なんか が いっぱいある」

そうそう。
この が 楽しい理由だよね!ヾ(*≧∇≦)〃

自分のからだより大きな荷物をかかえた ばったには、みんな くすくす笑い。
重そうだよね~。

(*'◇'*)  「なん いれとうと?」
(*'◇'*)  「つぶれんと~?」

なんだろう?
まさか引っ越しじゃないよね?(≧m≦)


2011年09月08日 2年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


2組の先生はいつも朝読の時間をたっぷりとってくれます。
今日も朝の会を早めに切り上げて、チャイムが鳴る前に始めさせてもらえました。


9月8日 木曜日(晴れ)  2年1組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)
③『どうぶつはやくちあいうえお』 きしだえりこ:文、かたやまけん:絵

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『すてきな三にんぐみ』  偕成社

すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

  • 作者: トミー=アンゲラー
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1977/12
  • メディア: -

主人公の三にんぐみは どろぼう です。
黒ずくめの衣装に 赤が基調の武器。
全体的にくら~いイメージだからか、子供たちも静かです。
そんななか ひとりの男の子が 絵本の本文を声を出して読みだしました。
しかも、わたしの読むリズムに併せようと一所懸命。
うう~ん、こちらは当然その子と併せるつもりはないし、微妙にズレるので、読みにくいぞ。
そう思っていると

(*'◇'*)  「だれか いっしょに 読みよう」
(*'◇'*)  「だれ~?」

(*'◇'*)  「オレ」

(*'◇'*)  「やめり~、きこえんやん」

と、近くの子たちが声をかけてくれました。

ほっ・・・
助かった。読みやすくなった。
ありがとう(≧ω≦*)

どろぼう三にんぐみですが、小さな女の子ティファニーちゃんのひとことで、大転身します。
そのあたりから、子供たちの こわ~い; という雰囲気がだんだん ゆるんで きます。

(*'◇'*)  「みんな (服が) おそろいなん?」
(*'◇'*)  「どれくらい あつまったとかいな」

う~ん、どれくらいだろうね。
何人かわからないけど きっと 楽しい毎日だろうね。


②『にゃーご』  すずき出版

にゃーご (ひまわりえほんシリーズ)

にゃーご (ひまわりえほんシリーズ)

  • 作者: 宮西 達也
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 大型本

(*'◇'*)  「あー!」
(*'◇'*)  「これ (担任の) 先生に よんでもらった!」

担任の先生の大好きな本だもんね。
きっと読んでもらってるだろうとは思ってたんだ。
もう一回、読んでいい?

(*'◇'*)  「この本、銀先生に よんでもらったよ」

(*⌒0⌒)  「それはないはず (ちゃんとノートにつけてるもの)」

(*'◇'*)  「銀先生には まだ よんでもらってないよ」

だよね。
ということで、読むことになりました。

課外授業をしていた子ねずみ三びきが きりかぶに 隠れておしゃべりしているうちに、クラスメイトたちとはぐれてしまいました。
三びきがあわてず騒がず、このまま授業を受けないで ももを 食べにいこうと相談していると

   にゃ~ご

という声とともに 大きなねこが ぬうっとでてきました。

けれども 三びきの子ねずみは ちっとも驚かず こそこそと話しています。
そして無邪気に

   おじさん だあれ?

とか 訊いちゃいます。

このシーンは分かっていてもおもしろい。
あちこちから くすくす 笑う声が聞こえてきます。

毒気を抜かれた おじさんねこと 恐れを知らない三びきの子ねずみとの 心の交流は ここからはじまります。

(*'◇'*)  「このあと どうなるっちゃろう」
(*'◇'*)  「また あえるのかな」
(*'◇'*)  「これのつづきの本は ないと?」

(*⌒0⌒)  「これの つづきではないけど 新しい本がでてるよ」

(*'◇'*)  「えっ よみたい」
(*'◇'*)  「図書館にある?」

(*⌒0⌒)  「あるよ」

(*'◇'*)  「よんでみよう」



担任の先生が 「にゃーご」 を読んだとき、子供たちはどんな反応をしたのかしら。
いつか先生の時間があるときに聞いてみたいな。


③『どうぶつはやくちあいうえお』  のら書店

どうぶつ はやくち あいうえお

どうぶつ はやくち あいうえお

  • 作者: きしだ えりこ
  • 出版社/メーカー: のら書店
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 文庫

(*'◇'*)  「まだ時間があるよ」
(*'◇'*)  「あれ、読めるっちゃない?」

読める読める、この本ね。

(*⌒0⌒)  「どこまで読んだか 覚えてる?」
(*'◇'*)  「おぼえとう!」

おお~、すごい。
この前もちゃんと覚えてたもんね。

え~っと、今日は 「こ」 からだよね。
「け」 のページを見せながら ここまで読んだよね~ と聞いたら

(*'◇'*)  「え~、読んでない」

(*⌒0⌒)  「(覚えてないのかな) じゃあ  は?」

(*'◇'*)  「「「 読んでな~い 」」」

あれ!?
再度ノートをチェック。

(*⌒0⌒)  「あっ、ごめん! 2組と間違えてた!!」

失敗失敗、確認ミスでした;
すると、すぐそばに座っていた女の子が

(*'◇'*)  「えー、先生ずる~い。 2組のほうが いっぱい読んでもらっとう」

うおっ!
いや、時間調整の本だから ふたつのクラスが足並み揃えてってならないのだよ~。
読んでる本の数は1組のほうが多いんだけどね。
とまあ、そんなことは子供たちに話してはおりませんが・・・。

(*⌒0⌒)  「え~っと  からだった」

(*'◇'*)  「あっ、そうそう おっとせい まで 読んだよ」

そうだったね。

みんなで 「か」 を読んだら もう終了時間。
今度はクラスを間違えないでチェックしとかなきゃだね。
ごめんね( ̄▽ ̄;)


2011年09月09日 2年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


9月9日 金曜日(晴れ)  2年2組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『すてきな三にんぐみ』  偕成社

すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

  • 作者: トミー=アンゲラー
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1977/12
  • メディア: -

主人公の三人組は、顔が見えず帽子とマントのすき間から眼だけがギョロリと見えている。
前半は真っ暗な夜を中心に描かれていることもあって、小さな子供たちにとっては怖い絵本のようです。

(*'◇'*)  「これ、知っとう」
(*'◇'*)  「おはなしの部屋に ある・・・」
(*'◇'*)  「あるある。これ、こわいっちゃんね」
(*'◇'*)  「え、ほんと?」
(*'◇'*)  「え~、こわい~;」

まあたしかに最初のほうは おっかない 雰囲気だよね。
でもそんなに恐れなくて大丈夫だから(*^-^*)

この三人組はどろぼうです。
馬車を襲う盗賊なのです。
武器は3つ。
ラッパ銃  に  こしょう・ふきつけ  に  まっ赤なおおまさかり。

(*'◇'*)  「すごーい」
(*'◇'*)  「かっこい~い」

だよね。
真っ黒なバックのなかに描かれている 赤い色した武器は 遠目もきいて すごくかっこいい。

夜になると三人組の仕事がはじまります。
闇夜のなか、光も持たずに歩いていく。

(*'◇'*)  「ひとりだけ さきに 行きよう」

ほんとだね。
歩くのが速いのかな。

(*'◇'*)  「暗いとに こわくないとかいな」

そうね~。
この人たちは どろぼうさんだから、暗いほうが都合がいいのかもね(≧m≦)

さて、馬車がやってくると こしょう・ふきつけで 馬の目を攻撃し
まっ赤な おおまさかりで 車輪を壊し

(*'◇'*)  「わあっ、すごい!」
(*'◇'*)  「(車輪が)こわれとう」

ほんと、すごいね。
これじゃあ走れないよね。

で、とどめは ラッパ銃を かまえて、手をあげろ!

(*'◇'*)  「こわ~い;」

おっかない どろぼうさん だね。

でもね
さんざん悪事の限りを犯していた三人組が、ある日、ティファニーちゃんという小さな女の子に出会ってから人が変わるのです。

大きなお城を買い
寂しい暮らしをしている かわいそうな子供たちを集めて
みんなで一緒に暮らすことにしました。

(*'◇'*)  「いっぱいに なっとう」

お城のまわりの家ね。
たくさん家族が増えたんだろうね(*´・ω・)


②『にゃーご』  すずき出版

にゃーご (ひまわりえほんシリーズ)

にゃーご (ひまわりえほんシリーズ)

  • 作者: 宮西 達也
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 大型本

(*'◇'*)  「この本、しらん」
(*'◇'*)  「ぼく しっとう」
(*'◇'*)  「くもんで ならった」

ああ、今でも教材に載ってるんだ。
東京書籍の小学校教科書「国語2年生」にも載ってますもんね。
ちなみに、朝読に通ってる小学校は東京書籍ではありませんん。

(*'◇'*)  「たしか りんご とりにいくっちゃんね」

おっと、ポイント部分に触れられると困るぞ。
じゃあ いつもの お約束。

(*⌒0⌒)  「知っている人は、知らない人のために 先のこと 話さないでね」

(*'◇'*)  「はあい!」

おお、いい返事だ(⌒-⌒*)

主人公は、課外授業中に、みんなとはぐれてしまった三匹の子ねずみです。
きりかぶの陰でおしゃべりに夢中になっているうちに みんな いなくなってました。
じゃあ ぼくたちは 桃を 食べに行こう。
・・・とまあ、なんて楽天家な子ねずみたち(≧ω≦)

そこにやってきたのが トラジマの ねこ。
こわ~い顔して

   にゃ~ご

と言ってはみたものの、子ねずみたちから おじさん だあれ? と訊かれてしまいます。

その とぼけたやりとりに、子供たちも くすくすと 笑いだし
子ねずみが にゃ~ご と言ったときには
いっしょに 「にゃ~ご」 と言う子たちもいました。

この絵本も毎年好評な本のひとつです。
大きなツッコミはありませんが、楽しそうに聴いてくれている雰囲気が伝わってきます。

やさしい はなしだよね~。
たまおじさんと 子ねずみたちは いつかまた 会うことがあるのかな(*ФωФ)


2011年09月12日 3年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


9月12日 月曜日(晴れ)  3年2組
①『なつのいちにち』 はたこうしろう:文、絵 (4分)
②『こびっちょさんのやま』 いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵 (7分半)
③『視覚ミステリーえほん』 ウォルター・ウィック:作/林田康一:訳

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『なつのいちにち』  偕成社

なつのいちにち

なつのいちにち

  • 作者: はた こうしろう
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 大型本

ある夏の暑い日。
男の子が元気にかけていく。
でっかい でっかい クワガタムシを 捕まえるため。

長い階段もへっちゃら。
クワガタムシのためだもん。
でも さすがに この長さは きつい~;

(*'◇'*)  「きつそ~~~っ」
(*'◇'*)  「どんだけ あると?」
(*'◇'*)  「ものすご ながいよね」

たしかに長いよねえ。
これ、読むのもきついのよ。
ヘタすると過呼吸になりそう( ̄▽ ̄;)

苦労してたどりついた静かな林。
いた、でっかいクワガタムシ!

(*'◇'*)  「えー、ちっさーい!」

やっぱりそう見えるか(≧ω≦)

でも男の子がつかまえたクワガタムシを見ると

(*'◇'*)  「ええっ、おっきーい!」

でしょ!?(≧ω≦*)


②『こびっちょさんのやま』  こどものとも 1998年08月号

こちっちょさん.jpg   こびっちょさんのやま (こどものとも)
  作者: いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵
  出版社: 福音館書店TOPページへ
  発売日: 1998年08月
    直リンクが禁止されておりますので、
     申し訳ありませんが本の詳細は
     トップページより検索をお願いいたします。




今度は、おばあちゃんの家に遊びに行ったおさむが出合う不思議なおはなし。

虫が大好きなおさむは、山のふもとにあるおばあちゃんの家に遊びにいきました。
草むらに寝ころがって虫を観察したり、昆虫採集にいったり
虫好きのおさむにとっては楽しい毎日なのですが、雨に濡れたために体調をくずして寝込んでしまいます。
心配したおばあちゃんが薬草を採りに部屋を行ったあと、彼らがやってきました。

なにがやってきたかって?
それは それは でっかい・・・・

(*'◇'*)  「うわ、でかっ」
(*'◇'*)  「みのむし?」

そう、まずは みのむし。
つづいて ツユムシと、このあたりまで比較的冷静だった子供たちでしたが
最後の虫が現れると・・・

(*'◇'*)  「「「「うわあーっ!!」」」」
(*'◇'*)  「こわーーっ!」

さすがに大絶叫だったね(≧m≦)


③『視覚ミステリーえほん』 あすなろ書房
視覚ミステリーえほん

視覚ミステリーえほん

  • 作者: ウォルター ウィック
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 大型本

ちょーっとだけ時間があります。
ひとつくらいだったら読めそう。
ということで、いっこだけ読みました。

「へっこんでいたはずなのに」

いろんなもので型押しして、ぽこぽことへっこんでいる粘土板。
本を ひっくり返して 見てみると・・・・

(*'◇'*)  「えー!?」
(*'◇'*)  「うそっ」
(*'◇'*)  「なんで!?」

ね、不思議でしょ?(*^-^*)


2011年09月13日 1年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


9月13日 火曜日(晴れ)  1年1組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『のぼっちゃう』  文化出版局

のぼっちゃう (八木田宜子みどりのえほん 7)

のぼっちゃう (八木田宜子みどりのえほん 7)

  • 作者: 八木田 宜子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1971/04
  • メディア: 単行本

(*'◇'*)  「のぼっちゃう?」
(*'◇'*)  「どこに のぼっちゃう」
(*'◇'*)  「どこでも のぼっちゃう」
(*'◇'*)  「ぼくも これくらいやったら のぼりきぃ」
       ・
       ・
       ・
タイトルを読んだあとも ずっと しゃべり続ける男の子。
延々と おしゃべりが 続きそう;

(*⌒0⌒)  (し~~っ)

くちびるに人差し指をあてて 静かにね の合図をします。

それでも構わずしゃべり続けていましたが、少しずつ静かになりました。

さて、絵本のほうです。

ぼくのうちの庭には、大きな木があるんだ。
とっても とっても 高い木。
てっぺんなんて 見えないくらい。

(*'◇'*)  「えーっ、これ ほんとの はなし?」

おっと、さっそくのツッコミが これか。
早いぞ(≧∀≦)
ほんとの話かどうか、読んでみようか

ぼく いまに ぜったい のぼっちゃう
おうちより たかく
ビルより たかく
富士山より たかく のぼっちゃう

(*'◇'*)  「すごーーい!」
(*'◇'*)  「そんなに たかいとー?」
(*'◇'*)  「この木 3kmくらい あるよ」

って、なんで 3km なの?(≧∇≦*)

木のてっぺんまでたどり着いた男の子。
ジェット機や ロケットに 「こんにちは」 って挨拶しちゃう。

(*'◇'*)  「「「 すご~~い! 」」」

すごいね~。

(*'◇'*)  「この木 ぜったい 3kmくらい あるとよ」

いや だからさ、なんで 3km なのさ?(≧ω≦*)


②『お月さまってどんなあじ?』  セーラー出版

お月さまってどんなあじ?

お月さまってどんなあじ?

  • 作者: マイケル・グレイニエツ
  • 出版社/メーカー: セーラー出版
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 大型本

お月さまって どんな あじだろう?

動物たちはお月さまを見て、いつも考えていました。

甘いのかな しょっぱいのかな・・・

(*'◇'*)  「しょっぱいとよ」

ほんと?
食べてみたことあるのかな(*^.^*)

ある日、小さなカメが決心しました。
一番高い山に登って、お月さまをかじってみよう。

けれども カメは小さすぎて お月さまに手が届きませんでした。
そこで カメは ゾウを呼びました。

   ゾウさんがぼくのせなかにのったら、もしかしてとどくんじゃないかな

けれども お月さまには とどきませんでした。
お月さまは、これは新しいゲームだと思って ひょいっと 上へ逃げたのです。
そこでゾウはキリンを呼びました。
ゾウの背中に乗って首をうんとのばしましたが、お月さまにはとどきません。
お月さまがまた ひょいっと 逃げたからです。

(*'◇'*)  「なんで みんな カメの上にのっていくと?」
(*'◇'*)  「カメの こうらが われちゃうよ!」
(*'◇'*)  「こうらが かたいけん だいじょうぶっちゃない」
(*'◇'*)  「でも こんなに のったら つぶれちゃうよ」
(*'◇'*)  「いたくないのかな」
(*'◇'*)  「かわいそう~~っ」

ほんとだよね カメのこうら 割れちゃわないかな。
こんなに小さいんだもんね。

けれども、カメも仲間たちも 気にしてないみたい。
シマウマがきて、ライオンがきて、きつねもやってきて。
次々とそれぞれの背中に乗っていきます。

(*'◇'*)  「もう やめて~~っ!」
(*'◇'*)  「ぅお~~~っ、カメ~~~~~~~~~~っ!!!」

絶叫しちゃってます。
もう、かわいいったら(≧m≦)

動物たちはというと
最後にやってきた小さなネズミが・・・・ぱりっ

(*'◇'*)  「「「「 あっ!! 」」」」

(*'◇'*)  「いいなあ~」
(*'◇'*)  「おいしそう~」
(*'◇'*)  「どんな あじ なんだろう」
(*'◇'*)  「たべてみたい」

ほんと、食べてみたいねσ(⌒-⌒*)


③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版

わゴムはどのくらいのびるかしら?

わゴムはどのくらいのびるかしら?

  • 作者: マイク サーラー
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本

よし、まだ時間があるぞ(≧ω≦)

(*'◇'*)  「めだか よめるよね」
(*'◇'*)  「めだかのめがね よんで!」

それも読みたいけど、この本を先に読ませて~。

(*'◇'*)  「わゴムはどのくらいのびるかしら?」
(*'◇'*)  「こっから あそこまで」  (教室の端から端まで)

そんなにのびるかも?
じゃあ ちょっと 読んでみようか。

ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。
自転車に乗って くたびれるまで走って
バスに乗って 飛行機に乗って・・・・

(*'◇'*)  「えーっ」
(*'◇'*)  「がいこくまで いくっちゃないと?」

ほんとだね。
こんなに遠くまできちゃったもの。
外国まで行っちゃうかもね。

(*'◇'*)  「もう あぶないよ」
(*'◇'*)  「きれそう・・・」

あぶないよね~
でもぼうやは まだまだ 先に行っちゃうみたいだよ。

船に乗って ラクダに乗って 砂漠をこえてたどり着いたところはロケット発射場。

(*'◇'*)  「こんなとこに ロケットがおると?」
(*'◇'*)  「うわあーっ」
(*'◇'*)  「うちゅうまで のびてった!?」
(*'◇'*)  「どんだけ すごいと このわゴム」

月に着陸したロケットからでて ぼうやが 歩きだそうとしたとたん・・・

(*'◇'*)  「びよーんって もどるっちゃないと」
(*'◇'*)  「ひっぱられるとよ」

みんなの想像どおり、ぼうやは ボーンっと ひっぱられちゃったのさ。

(*'◇'*)  「あっ、らくだが おる」
(*'◇'*)  「じてんしゃも あるよ」
(*'◇'*)  「ふねも ある」
(*'◇'*)  「みんな あるっちゃないと?」

ほんとだね。
男の子が乗った乗り物が全部あるね(≧∀≦)


④『めだかのめがね』 こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

(*'◇'*)  「ちょっとだけあるよ」
(*'◇'*)  「めだかのめがね よめるっちゃない?」

そうだね。
じゃあ ひとつか ふたつ 読んでから終わりにしようか。

ということで、 「たいへんな たい」 と 「いろ とりどり」 を読んでおしまいにしました。

(*'◇'*)  「これ、まだ ある?」

まだまだ あるよ。
また時間があるときに読もうね。


2011年09月14日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


9月14日 火曜日(晴れ)  1年2組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
⑤『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『のぼっちゃう』  文化出版局

のぼっちゃう (八木田宜子みどりのえほん 7)

のぼっちゃう (八木田宜子みどりのえほん 7)

  • 作者: 八木田 宜子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1971/04
  • メディア: 単行本

ぼくのうちの庭にあるでっかい木。
すっごく高くて てっぺんが 見えないくらい。

ぼく、ぜったいに のぼっちゃう。
おうちより
東京タワーより
富士山よりたかく・・・・

(*'◇'*)  「え~~、ひこうきよりも たかいっちゃない?」

そう、ジェット機がきたら 手をふっちゃうんだよ

(*'◇'*)  「このままやったら うちゅうまで いっちゃうよ!」

そうなの そうなの
宇宙船にまで 手をふっちゃうんだよ

(*'◇'*)  「えーっ、いきが できんっちゃないと!?」
(*'◇'*)  「そうたーい、うちゅうには いきが(空気が) ないとよ!!」

ほんとよね。
息、してるのかな?

そして男の子は、帰ってきた宇宙船に乗って戻ってくるの。

(*'◇'*)  「「「「 すご~~~い!! 」」」」

(*'◇'*)  「いいなあ~~」

いいよね~~
       ・
       ・
       ・
で、ほんとは ここで おしまいなんだけど・・・

(*'◇'*)  「もういっかい よんでほしい~」

そんなにおもしろかった?(≧∀≦)

この絵本は毎年1年生に好評な本で
  もういっか読んで は あたりまえ
  また持ってきて とか これ買ってもらおう とか
  とってもうれしい感想を聞くことができる本のひとつなのです。

じゃあ、時間があったら最後に読むね('-'*)


②『お月さまってどんなあじ?』  セーラー出版

お月さまってどんなあじ?

お月さまってどんなあじ?

  • 作者: マイケル・グレイニエツ
  • 出版社/メーカー: セーラー出版
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 大型本

さてさて、次はお月さまのおはなしです。

お月さまが どんな あじなのか とっても知りたい動物たち。
小さなカメが、どうしても知りたくて大きな山に登ってい行きました。
でも、小さなカメは月まで手がとどきません。
そこでカメはゾウを呼び、背中に乗ってお月さまをかじってみてと頼みます。

(*'◇'*)  「え~、ぞうさんが のったら カメさん つぶれちゃうよ;」

そうだよね、ぞうさん 重いもんね。

(*'◇'*)  「え~ ほんとに のると?」
(*'◇'*)  「なんで カメのうえに のるとー?」
(*'◇'*)  「カメが かわいそう」

1組さんのときと同じで、みんなカメくんに注目です。

ゾウに呼ばれたキリン
キリンに呼ばれたシマウマ
シマウマに呼ばれたライオン・・・と、動物たちが上に乗っていくたびに

(*'◇'*)  「ああ、カメが・・・」
(*'◇'*)  「もう のらんで~」
(*'◇'*)  「カメが・・・カメがぁ~~」

カメくん、人気急上昇です(≧m≦)

さてさてカメくんたちですが、
みんなで力を併せたかいあって、お月さまを ぱりっと かじることができました。
もうね~、すっごく美味しかったんだって。

(*'◇'*)  「ものすご たべとう」
(*'◇'*)  「だけん お月さまって ほそくなると?」

そうかもね。
まんまるくなるために お月さまも いっぱい食べなきゃだね(*`ω´*)


③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版

わゴムはどのくらいのびるかしら?

わゴムはどのくらいのびるかしら?

  • 作者: マイク サーラー
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本

さあ、じゃあ今度は わゴムがのびる はなしだよ。

ある日 ぼうやは わゴムがどれくらいのびるか ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。

(*'◇'*)  「だまって とおくまでいったら いかんとよ!」

おおっと、そうだよね
ちゃんと でかけるときは おとうさんとおかあさんに 言っていかないかんよね(≧∀≦)

ぼうやは わゴムを持ったまま
自転車に乗って  バスに乗って  汽車に乗って  船に乗って  飛行機に乗って・・・

(*'◇'*)  「じてんしゃが まえに すすまんっちゃない」
(*'◇'*)  「バスが ひっぱられるっちゃないと?」
(*'◇'*)  「まだ いくとー?」
(*'◇'*)  「わゴムが はずれとうっちゃない?」
(*'◇'*)  「だけど わゴムは ベッドに しっかりついとったけん はずれんっちゃない?」
(*'◇'*)  「じゃあ ベッドが うしろから ついてきようっちゃないと」

後ろからベッドが!?
そ、それは笑える(≧m≦)

とっても と~~っても つよ~い このわゴム。
とうとう月まで来ちゃった。

(*'◇'*)  「「「「 ええ~~~~っ!! 」」」」

(*'◇'*)  「また うちゅうまで きたと?」
(*'◇'*)  「わゴムは きれとらんと?」
(*'◇'*)  「どうやって わゴムば もっとうと?」
(*'◇'*)  「まどが あいとったら くうきがもれるやん!」

おお~、現実的な意見だね(≧ω≦)

わゴムを持ったまま ぼうやが月を歩こうとしたとたん・・・・

(*'◇'*)  「「「 ひっぱられるーっ 」」」

そう・・・ボ~~~ンってベッドに戻ってきたのさ。

(*'◇'*)  「「「「 すごーーーーいっ!! 」」」」

(*'◇'*)  「よくベッドにもどれたね」
(*'◇'*)  「ベッドのわくに わゴムば ひっかけとったけんよ」
(*'◇'*)  「とちゅうで きれんで よかったね」

ほんとだよね!
途中で切れてたら戻ってこれんかったよね。

(*'◇'*)  「あっ、ベッドのそばに バスとか きしゃとか おもちゃがある」
(*'◇'*)  「のったやつ ぜんぶあるよ」
(*'◇'*)  「でも じてんしゃが ないっちゃない」
(*'◇'*)  「あるよ。ほら、ここんとこ」

うんうん、本物の自転車の車輪があるね。

(*'◇'*)  「もういっかい よんで~~」
(*'◇'*)  「よんで よんで!」

おっと、この本も?( ̄▽ ̄;)
今日はとっても早く入らせてもらえたので、たっぷり時間があります。

(*⌒0⌒)  「え~~っと、じゃあ、もう一冊だけ先に読んでいい?」

(*'◇'*)  「めだかのめがね!?」


④『めだかのめがね』 こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

ということで、リクエストの前にこの本を読むことにしました。

まえに読んだところを確認して・・・
今日は 「ねんど」 からです。
「きつね」 と 「せみのみせ」 の3つだけ読みました。

せみのみせは、帽子屋さん。
いろんな虫が帽子を買いに来るのかな?

(*'◇'*)  「どうやって かぶるとかいな?」

う~ん、どうやるんだろうねえ(≧ω≦)



よし、あと1冊、読めるだけの時間があるぞ。
『のぼっちゃう』 と 『わゴム』
どっちを読もう。
これはもう 子供たちに 決めてもらおう。
ってことで、どっちがいいか手をあげてもらいました。

『のぼっちゃう』 が 7人くらい。
『わゴム』 が 15人くらい。


③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版

わゴムはどのくらいのびるかしら?

わゴムはどのくらいのびるかしら?

  • 作者: マイク サーラー
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本

ということで、こっちに決まりました。

さっき読んだばかりだけど、反応はまったく変わりません。
先が分かってるけど、みんな真剣です。

(*'◇'*)  「わゴム もったまま どうやって のるとかいな」
(*'◇'*)  「どんだけ つよいと このわゴム」
(*'◇'*)  「さいきょう やね」

ほんっと すごいよね!ヾ(*≧∇≦)〃

    *     *     *     *     *     *     *     *

時間がなくて、今日は 『のぼっちゃう』 をリクエストしてくれた子たちの希望に添えませんでした。
次に時間があるときに読むからね。
みんなに約束して帰りました。

もう一回読むまで いつも 持ってくるけんね!


2011年09月21日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]


昨日、お休み宣言したばかりですが、今日の子供たちの反応がかわいかったので、がんばっちゃった(≧ω≦)

いつものように2組さんは早めに入室させてもらえます。
今日もたっぷり読めるぞ~。

9月21日 水曜日(小雨)  1年2組
①『くろねこかあさん』 東 君平:作 (4分)
②『はじめてのおつかい』 筒井頼子:文/林 明子:絵 (7分半)
③『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
④『ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』 マーガレット・ワイズ・ブラウン、坪井郁美:文/林 明子:絵 (5分)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『くろねこかあさん』  福音館書店

くろねこかあさん (幼児絵本シリーズ)

くろねこかあさん (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 東 君平
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1990/01/25
  • メディア: 単行本

この絵本がすごいのは、笑わせようとしているわけではないのに、子供たちがことばや絵にかくされた面白さを見つけて喜ぶところです。

おでかけしたかあさんを心配して鳴く くろねこきょうだいを 見て笑い
ごはんのお皿の前ですべった くろねこきょうだいが かわいいと 笑い
柱に登る くろねこきょうだいが すごいと 笑い
鯉にはねとばされた くろねこきょうだいを見て 「うわあ!」 と笑い・・・

どのページも どこかに 楽しさがかくれてる。

(*'◇'*)  「ねこが 木に のぼれるわけ ないやん」
(*'◇'*)  「えー、ねこ 木に のぼれるよ」

そうだね、登れちゃうよね~(*^.^*)

(*'◇'*)  「なんで しろねこは (鯉に) とばされんと?」

しっかり しがみついてるのかな?(≧m≦)

白と黒だけなので地味に見えるけど
ことばのリズムが同じで、読み手も気持ちよく読めるし、子供たちも楽しめる絵本です。
毎年 「おもしろかった」 、 「たのしかった」 、 「もっかい もってきて」 の声をたくさんもらえるの。
今日も 「もういっかい よんで」 とリクエストがありました(≧ω≦)


②『はじめてのおつかい』  福音館書店

はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)

はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)

  • 作者: 筒井 頼子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1977/04/01
  • メディア: ハードカバー

ママにおつかいを頼まれてひとりで牛乳を買いにいく みいちゃんの おはなし。
クラスの半分くらいの子たちから 「しってる」 「もってる」 の声が飛び交いました(≧∀≦)
それでも みんな しっかり楽しんでくれます。

坂道で みいちゃんが おっことした お金をさがしたり
お店のおばさんがなかなかでてこないことを心配したり
めがねおじさんや ふとっちょおばさんの 登場に笑みをこぼしたり

そのなかで一番反応が多かったのが、みいちゃんが おつりを忘れたとき。

(*'◇'*)  「あっ、おつり!」
(*'◇'*)  「わすれとうよ」

そうだよ、ママと約束してたもんね。
お店のおばさんが追いかけてきて おつりを くれました。
よかったね~(*^-^*)


昨日の1組の日記はもう書かないので、ここで紹介しちゃおう。

1組でこの絵本を読み終わったとき、前のほうに座っていた男の子が話しかけてきました。

(*'◇'*)  「ぼく さがしてますのねこ みつけたとよ」

ん?
さがしてますのねこ?
ああ、みいちゃんがおつりを忘れてお店を飛び出すページ(27ページ)にでてくる、掲示板の張り紙のことね。

(*'◇'*)  「この ねこ ずっと前のとこに でてきとうとよ」

教えられるままページをくると、あらまあ、ホントだ。
みいちゃんが友達の ともちゃんと 出会うシーンの左上(8ページ)に たしかに いる! 
赤いリボンをした 茶トラのねこが 塀の上を歩いているの。

みなさんも さがしてみてね(*ФωФ)


③『めだかのめがね』  こぐま社

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

めだかのめがね (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 多田 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: こぐま社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 単行本

早く始められたため時間がたっぷりあります。
予備の本を読もうとしたら 「めだかのめがね よんで!」 の声がたくさん飛んできました。
よしわかった。
じゃあ、ふたつだけ読んで そのあとは もう一冊の絵本を読もう。

(*'◇'*)  「もうひとつの本は なん?」

それは見てのお楽しみさ(≧m≦)

え~っと、このあいだは どこまで読んでたっけ?
今朝チェックしてきたのに忘れちゃった。
急いでノートを取りだそうとしたら

(*'◇'*)  「せみのみせ まで よんだよ」

おおー、そうだった。
すごい、よく覚えてたね~。
声に出さなかったけど、「覚えてる」 って子、たくさんいるんだろうな(≧ω≦*)

今日は 「たい いた」 と 「すもうのけいこ」の ふたつを 読みました。
どちらも ことばの中にかくされた もうひとつのことばが リズムを作っていて楽しい。

(*'◇'*)  「もういっこ よんで~」

もうひとつの本を読む時間がなくなっちゃうから、また今度、ね。

(*'◇'*)  「もうひとつの本って なん?」
(*'◇'*)  「あっ、のぼっちゃう?」

え?
のぼっちゃう?



あっ!! わすれた!

(*⌒0⌒)  「ご、ごめんっ このあいだ 約束してたよね」
              ↓
    2011年09月14日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ)

ごめんねっ ごめんねっ
今度 ぜったい 持ってくるからー( ;´Д`)


④『ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』  ペンギン社

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ

  • 作者: マーガレット・ワイズ・ブラウン
  • 出版社/メーカー: ペンギン社
  • 発売日: 1984/11
  • メディア: 大型本

2組さんは祝日や学校行事のため、1組さんより読み聞かせ回数が2回も少なくなってます。
クラスと曜日を確定させることになってから、毎年、このことで悩まされてます。
年度末までに帳尻が合えばいいのですが・・・・

これまでの経験から、必ずどちらかのクラスの回数が少なくなっているので、早く入れた日に読んでおきたいのです。
特に絶対に読んでおきたい本は。

ということで、この本。

おばあちゃんから電話をもらった ぼく
おばあちゃんから教わったとおり、まっすぐ まっすぐ 歩いていきます。

はじめて見る いろんなものに 驚き
間違った道を まっすぐ 歩き続け
違う家を見つけては 毎回 のぞきこんでいく

(*'◇'*)  「そこじゃないよ」
(*'◇'*)  「ちがうー」
(*'◇'*)  「あぶないー」

ぼくのこと笑ってるけど みんなも ひとりだと おんなじこと しちゃうんじゃないの?(≧m≦)



チャイムが鳴るギリギリまで読んじゃった( ̄▽ ̄;)
先生、すみませんっ

さよならの挨拶をしたあと、本をカバンに入れようとしていると

(*'◇'*)  「くろねこかあさん また よんでね」
,
ひとりの男の子が近くまできて、もう一度リクエストされました。

うん、わかったよ。
『のぼっちゃう』 と 『くろねこかあさん』
今度は忘れずに持ってくるからね~(*⌒0⌒)b♪


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