読み聞かせリストです。
【年度別】
2005年度(平成17年度)1~3年生 2006年度(平成18年度)1~4年生
2007年度(平成19年度)1~4年生
2011年度(平成23年度)1~3年生 05月 06月 07月 09月
【学年別】
1年生 2年生 3年生 4~6年生
【タイトルでさがす】
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行 語り
そのほかの検索は サイトマップ をご利用ください。
読み聞かせについて悩んでいる方は、ぜひ読み聞かせガイドブックの紹介をご覧ください。
読んだ本の紹介はこちらのブログで → 本の出来事
『2007年度 校内読書週間 5年生のおはなし会』
10月24日 水曜日(晴れ) 1時限目 (8時45分から)
* * * * * * * *
①「ぼくは何を」 『いいけしき まど・みちお少年詩集』より
②『すずめとからす』 「おはなしのろうそく20」より
③『ルンペルシュティルツヘン』 グリム童話/ポール・ガルドン:絵
以上、ここまでがEさん担当です。
ガルドンの絵は薄い色合いの水彩画で描かれることが多いですが、遠目が効くし迫力があって大好きです。
イソップやグリムなどの寓話や民話絵本もたくさん手がけていますが、絶版されているものがほとんど。
この 『ルンペルシュティルツヘン』 もそうです。
独特の絵柄が魅力的です。
④『でてきたよ』 佐々木マキ/文、絵 こどものとも012
どっしりとした長い絵本のあとなので、これで息抜きしてもらいます。
表紙絵がありませんが、佐々木マキさんのユーモアのある絵が楽しさを倍増してくれる絵本です。
コップから カバがでてきた
(*'◇'*) 「ええ~っ!」
カバの口から カバンがでてきた
(*'◇'*) 「あ、(つながりが)わかってきた!」
(*⌒0⌒) 「ほんと? じゃあ、カバンの中から何がでてきたと思う?」
(*'◇'*) 「カバンやけん・・・・・"か"がつくものやないと?」
(*'◇'*) 「か・・・・、か・・・・・、か・・・・・・・・カエル!」
(*'◇'*) 「カステラ!!」
(*'◇'*) 「からす!」
ちっちっち、違うんだな~
(*⌒0⌒) 「タコ!」
(*'◇'*) 「「「「「え~っ、なんで~~~っっ!!」」」」」
なんでやろうね?(≧ω≦)
タコの鼻からビンが
ビンの中からブタが・・・
想像のつかないありえないものが出てきてつながっていき、そのたんびに盛り上がります。
そして最後にバナナの中からでてきたのは――――
(*'◇'*) 「「「「「えええ~~~っ!!!」」」」」
おやつのバナナからこれがでてきたらびっくりするよねー!! ヾ(≧∇≦*)〃
やっぱ楽しいー。
いまだにハードカバー化されないこの絵本。
せめて普及版で再発行してくれないかな~。
⑤『みんなぜんぶいろんな』 中川ひろたか:文/奥田高文:写真
さて、空気がやわらかくなったところで、次はこの絵本。
いろんな形の「コップ」
いろんな種類の「時計」
いろんな色で作ったフェルトの「ひとがた」
そして いろんな「くだもの」
1ページ 1ページ ゆっくりとめくってゆくと
子供たちのいろんな声が聞こえてきます。
(*'◇'*) 「たしかに。 形は違うけどみんな "コップ" やね」
(*'◇'*) 「あ、あの時計 うちにあるのと同じ!」
(*'◇'*) 「いちご、おいしそ~」
(*'◇'*) 「おれ、レモンがいい」
「鳥」も
「草」も
「木」も
「動物」も
いろいろ たくさん 種類があるけど、ぜ~んぶ おんなじ 「命」 なんだね。
(*⌒0⌒) 「さてここでひとつ。 この(たくさんの人たちの顔写真が集まった)ページのこの人」
(*'◇'*) 「え、どの人?」
(*'◇'*) 「メガネかけて目をつむった人やない」
(*⌒0⌒) 「そうそう、その人。この人がこの本の文を書いた 中川ひろたかさん です」
(*'◇'*) 「「「「「へええ~~」」」」」
ふふふ、中川さんってばお茶目さんだよね。
この本とっても欲しいんだけど絶版中です。
買いたいと思ったときに買っとけばよかったんだよなー。
失敗失敗。
今でもブロンズ社のHPで書籍紹介してあることだし、いつか増刷されたらいいなぁ。
⑥『ほーら、これでいい! リベリア民話』 ウォン=ディ・ペイ & マーガレット・H.リッパート:再話/ジュリー・パシュキス:絵/さくまゆみこ:訳
今度はリベリアの民話です。
むかし むかし 「頭」は ひとりぼっちでした。
(*'◇'*) 「「「「「「ええーーっっ!!!」」」」」
びっくりするよね? (≧m≦)
やがて 「頭」 は 「腕」 や 「胴体」 とであって次々とくっついていきます。
そのくっつきかたがこれまた・・・・・
(*'◇'*) 「「「「「「えええーーーっっ!!!」」」」」
(*⌒0⌒) 「ほーら、これでいい」
(*'◇'*) 「いいわけ ないやん!!」
あ、やっぱり? (≧ω≦)
⑦『蛙ぼたもち』 藤田浩子:著 「おはなしおばさんの小道具」より
最後はストーリーテリング。
意地悪な姑と、それに負けちゃいない嫁のおはなしです。
この姑は、美味しいものは全部ひとりじめして食べちゃう根性の悪いばあさまで、
ある日、出かける前に、隣から重箱いっぱいの 「ぼた餅」 をもらったところから話が始まります。
時間がないから食べているひまはないし、
かといって、このまま置いていって嫁に食われるのも嫌だ。
(*'◇'*) 「じゃあ、持っていけばいい」
そうだよね。そうすりゃあいいのにね。
でもこのばあさまは、「ぼた餅」 に言い聞かせることにしたんだよ。
(*'◇'*) 「何を?」
嫁がふたを開けたら 「カエル」に化け、ばあさまが開けたら 「ぼた餅」 に戻るようにさ。
(*'◇'*) 「そりゃ無理やろ」
(*'◇'*) 「できるわけないやん」
その無理なことをやらせようと、ばあさまは何度も何度も 「ぼた餅」 に言い聞かせたのよ。
たまたまそれを立ち聞きしてしまったのが嫁。
そんなに 「ぼた餅」 を 「カエル」 にしたいのなら、わたしが 「カエル」 にしてあげましょう。
――――てなわけで、反撃にでたわけさ。
根性が悪いばあさまのけったいな行動は苦笑するしかないよね~~。
さて、このストーリーテリングのお楽しみは、最後に重箱を開けること。
実際は重箱に見立てた空き箱に、牛乳やジュースのパックで作ったカエルを詰め込み、パカッと開けると・・・・・
(*'◇'*) 「「「「「きゃーーーーーっ!!!」」」」
うふふふふ。
あ~、楽しかった (*⌒0⌒)b♪
・【年度別】
2005年度(平成17年度)1~3年生 2006年度(平成18年度)1~4年生
2007年度(平成19年度)1~4年生
2011年度(平成23年度)1~3年生 05月 06月 07月 09月
【学年別】
1年生 2年生 3年生 4~6年生
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2007年10月24日 校内読書週間 5年生の「おはなし会」 [校内読書週間]
『2007年度 校内読書週間 5年生のおはなし会』
10月24日 水曜日(晴れ) 1時限目 (8時45分から)
②おはなし 『すずめとからす』 (6分) ③絵本 『ルンペルシュティルツヘン』 (10分) ④ペープサート 『でてきたよ』 ⑤絵本 『みんなぜんぶいろんな』 (3分) ⑥絵本 『ほら、これでいい!』 (7分) ⑦おはなし 『蛙ぼたもち』 (5分半) |
* * * * * * * *
①「ぼくは何を」 『いいけしき まど・みちお少年詩集』より
②『すずめとからす』 「おはなしのろうそく20」より
③『ルンペルシュティルツヘン』 グリム童話/ポール・ガルドン:絵
以上、ここまでがEさん担当です。
ガルドンの絵は薄い色合いの水彩画で描かれることが多いですが、遠目が効くし迫力があって大好きです。
イソップやグリムなどの寓話や民話絵本もたくさん手がけていますが、絶版されているものがほとんど。
この 『ルンペルシュティルツヘン』 もそうです。
独特の絵柄が魅力的です。
④『でてきたよ』 佐々木マキ/文、絵 こどものとも012
どっしりとした長い絵本のあとなので、これで息抜きしてもらいます。
表紙絵がありませんが、佐々木マキさんのユーモアのある絵が楽しさを倍増してくれる絵本です。
コップから カバがでてきた
(*'◇'*) 「ええ~っ!」
カバの口から カバンがでてきた
(*'◇'*) 「あ、(つながりが)わかってきた!」
(*⌒0⌒) 「ほんと? じゃあ、カバンの中から何がでてきたと思う?」
(*'◇'*) 「カバンやけん・・・・・"か"がつくものやないと?」
(*'◇'*) 「か・・・・、か・・・・・、か・・・・・・・・カエル!」
(*'◇'*) 「カステラ!!」
(*'◇'*) 「からす!」
ちっちっち、違うんだな~
(*⌒0⌒) 「タコ!」
(*'◇'*) 「「「「「え~っ、なんで~~~っっ!!」」」」」
なんでやろうね?(≧ω≦)
タコの鼻からビンが
ビンの中からブタが・・・
想像のつかないありえないものが出てきてつながっていき、そのたんびに盛り上がります。
そして最後にバナナの中からでてきたのは――――
(*'◇'*) 「「「「「えええ~~~っ!!!」」」」」
おやつのバナナからこれがでてきたらびっくりするよねー!! ヾ(≧∇≦*)〃
やっぱ楽しいー。
いまだにハードカバー化されないこの絵本。
せめて普及版で再発行してくれないかな~。
⑤『みんなぜんぶいろんな』 中川ひろたか:文/奥田高文:写真
さて、空気がやわらかくなったところで、次はこの絵本。
いろんな形の「コップ」
いろんな種類の「時計」
いろんな色で作ったフェルトの「ひとがた」
そして いろんな「くだもの」
1ページ 1ページ ゆっくりとめくってゆくと
子供たちのいろんな声が聞こえてきます。
(*'◇'*) 「たしかに。 形は違うけどみんな "コップ" やね」
(*'◇'*) 「あ、あの時計 うちにあるのと同じ!」
(*'◇'*) 「いちご、おいしそ~」
(*'◇'*) 「おれ、レモンがいい」
「鳥」も
「草」も
「木」も
「動物」も
いろいろ たくさん 種類があるけど、ぜ~んぶ おんなじ 「命」 なんだね。
(*⌒0⌒) 「さてここでひとつ。 この(たくさんの人たちの顔写真が集まった)ページのこの人」
(*'◇'*) 「え、どの人?」
(*'◇'*) 「メガネかけて目をつむった人やない」
(*⌒0⌒) 「そうそう、その人。この人がこの本の文を書いた 中川ひろたかさん です」
(*'◇'*) 「「「「「へええ~~」」」」」
ふふふ、中川さんってばお茶目さんだよね。
この本とっても欲しいんだけど絶版中です。
買いたいと思ったときに買っとけばよかったんだよなー。
失敗失敗。
今でもブロンズ社のHPで書籍紹介してあることだし、いつか増刷されたらいいなぁ。
⑥『ほーら、これでいい! リベリア民話』 ウォン=ディ・ペイ & マーガレット・H.リッパート:再話/ジュリー・パシュキス:絵/さくまゆみこ:訳
ほーら、これでいい!―リベリア民話 (アジア・アフリカ絵本シリーズ―アフリカ)
- 作者: ウォン=ディ ペイ
- 出版社/メーカー: アートン
- 発売日: 2006/10
- メディア: 大型本
今度はリベリアの民話です。
むかし むかし 「頭」は ひとりぼっちでした。
(*'◇'*) 「「「「「「ええーーっっ!!!」」」」」
びっくりするよね? (≧m≦)
やがて 「頭」 は 「腕」 や 「胴体」 とであって次々とくっついていきます。
そのくっつきかたがこれまた・・・・・
(*'◇'*) 「「「「「「えええーーーっっ!!!」」」」」
(*⌒0⌒) 「ほーら、これでいい」
(*'◇'*) 「いいわけ ないやん!!」
あ、やっぱり? (≧ω≦)
⑦『蛙ぼたもち』 藤田浩子:著 「おはなしおばさんの小道具」より
最後はストーリーテリング。
意地悪な姑と、それに負けちゃいない嫁のおはなしです。
この姑は、美味しいものは全部ひとりじめして食べちゃう根性の悪いばあさまで、
ある日、出かける前に、隣から重箱いっぱいの 「ぼた餅」 をもらったところから話が始まります。
時間がないから食べているひまはないし、
かといって、このまま置いていって嫁に食われるのも嫌だ。
(*'◇'*) 「じゃあ、持っていけばいい」
そうだよね。そうすりゃあいいのにね。
でもこのばあさまは、「ぼた餅」 に言い聞かせることにしたんだよ。
(*'◇'*) 「何を?」
嫁がふたを開けたら 「カエル」に化け、ばあさまが開けたら 「ぼた餅」 に戻るようにさ。
(*'◇'*) 「そりゃ無理やろ」
(*'◇'*) 「できるわけないやん」
その無理なことをやらせようと、ばあさまは何度も何度も 「ぼた餅」 に言い聞かせたのよ。
たまたまそれを立ち聞きしてしまったのが嫁。
そんなに 「ぼた餅」 を 「カエル」 にしたいのなら、わたしが 「カエル」 にしてあげましょう。
――――てなわけで、反撃にでたわけさ。
根性が悪いばあさまのけったいな行動は苦笑するしかないよね~~。
さて、このストーリーテリングのお楽しみは、最後に重箱を開けること。
実際は重箱に見立てた空き箱に、牛乳やジュースのパックで作ったカエルを詰め込み、パカッと開けると・・・・・
(*'◇'*) 「「「「「きゃーーーーーっ!!!」」」」
うふふふふ。
あ~、楽しかった (*⌒0⌒)b♪
初めまして。
6歳と3歳の子供に夜寝る前に読み聞かせをしています。
実は以前から銀さんの絵本の紹介を参考に
よく図書室から本を借りておりましたので
ブログ再開とても嬉しいです。
そう言えば佐々木マキさんの”でてきたよ”の絵本我が家にもあります。
子供達はあのナンセンスが大好きで何度読んだことか・・・。
銀さんが今回紹介してくださったお陰であの本が佐々木マキさん作だと
知りました(今まで気づかず)、我が家のお気に入り作家さんです。
by 絵本箱 (2007-11-17 14:23)
絵本箱さん、こんにちは。
とんでもなく遅い返事になってしまって申しわけありません。
ここが絵本選びの参考になってたとは嬉しいかぎりです ヾ(≧∇≦*)〃
再開するといっておきながらまたしても更新しないというほったらかし状態になってしまってすみません。
もうすぐ20年度の朝読が始まります。
毎日の更新は無理かもしれませんが、少しずつでも子供たちの様子を紹介できたらと思っています。
無理せずちょっとずつ・・・・。
「でてきたよ」は手に入れたい絵本のひとつです。
福音館書店さん、どうぞ新刊として出版してくださいませっ! (≧ω≦)
by 銀 (2008-04-09 00:22)