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2006年09月08日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2006年度 朝読]


7月以降の日記がストップしたままです。
そちらを書かなければとは分かっているのですが、今日の分が出来上がったので先にupします。
そもそもソネブロが重たいことが遅延理由のひとつでもあるのよねw( ̄Д ̄;)w


9月8日 金曜日(晴れ)  1年2組
①『まり』 谷川俊太郎:文/広瀬 弦:絵 (2分)
②『だごだごころころ』 石黒渼子、梶山俊夫:文/梶山俊夫:絵(8分)
③『やさいのおなか』 きうち かつ:著 (4分半)

    *     *     *     *     *     *     *     *

①『まり』 クレヨンハウス

まり (新価格)

まり (新価格)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: クレヨンハウス
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: ハードカバー

(*'◇'*)  「あ、この本 見たことあるよ」

久しぶり~~の絵本読みだからか、すぐには いつもの 食いつきのいい空気になりません。
それでも ゆっくり 少しずつ読み進めるうちに だんだんリズムを思いだしてきたようです。

ころころと 転がりだした まり。
ぽとーんと 落ちて
ぽんぽん 跳ねて・・・

(*'◇'*)  「えー、わけわからん」

そう言ってた子も、いきなり まりが バットに ぱしっ! と叩かれると こらえきれなかったようです。

(*'◇'*)  「わははははは!」

ほかの子たちと一緒に、豪快に笑っていました。
それからは みんなも 笑いの渦に 巻き込まれていきます。

ぴしゃっと 張りつき、かきーんと 固まって、かっくん かっくん・・・・。
いろんな形に変わっていく まり。

四角い まりが かっくん かっくん 転がっていくと・・・

(*'◇'*)  「あ、池がある!」
(*'◇'*)  「あぶないよ!」
(*'◇'*)  「おちるっちゃないと?」

予想通り(期待通り?) 池の中を沈んでいく まり。

(*'◇'*)  「息ができんよ」
(*'◇'*)  「あ~あ」
(*'◇'*)  「すげー深い池やね」
(*'◇'*)  「もう 浮かんでこんと?」

し~んと静まりかえった池の絵を見ていろんなことをつぶやく子供たち。
次のページでは、思いっきり 気持ちを解放できたようです。

(*'◇'*)  「あははははは!」

明るい笑い声で終了です。


いつも 読み終わったあとは そばの棚に 本をたてて置いてます。
『まり』の 表紙を見て、ひとりの男の子が言いました。

(*'◇'*)  「ねえ、そのポツポツって なに?」

ん?
ポツポツ?
ああ、まりの下のほうに描いてある このポツポツのことね。

(*⌒0⌒)  「ん~、陰かな?」

(*'◇'*)  「いや、ヒゲやない?」
え~、ヒゲ?
じゃあ この まりって おじさんなの?

(*'◇'*)  「おじさんじゃないよ、おやじ だよ」

え~、おじさんにしようよ。 おやじって やだよ~。


・・・・とまあ、おじさんにされてしまった まり なのでした。
なんとかおやじは回避できました。
よかった(笑)


②『だごだごころころ』 福音館書店

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

だごだご ころころ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 石黒 ナミ子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: 単行本

(*'◇'*)  「この鬼、なんか 獅子舞に 似とう」
(*'◇'*)  「あんま こわくないよね」
(*'◇'*)  「お面みたーい」

あらあら、怖くないって言われちゃった。
梶山さんの絵は優しげだからねぇ。

主人公のおばあさんも優しそうな顔。
気持ちも優しくて、くもの巣に引っ掛かっていた あかとんぼを 逃がしてやりました。
次の日、じいさんのために だご(だんご)を作った ばあさん。
食べようとしたら ころころと 転がり落ちてしまいました。
もったいないと 追いかけていく ばあさん。
だごは 川を越え ころころ転がって 暗い穴の中へと入っていきました。

(*'◇'*)  「うわ、この だご すげー」
(*'◇'*)  「川の上も ころがると?」
(*'◇'*)  「もう 食べられんやろ」

そうだねえ。 まあ 常識で考えるとね(笑)
それでも追いかける ばあさん。
だごを 追いかけ 穴の中へ入っていくと、そこには でっかい鬼がいて、よう来た と言われてしまった。

こうなると 和やかな空気できいていた子供たちも だんだん緊張してきます。
毎年のことですが、この本を読んでいるときは子供たちがすごく集中していて 声かけがとても少ないのです。

鬼に命じられ、毎日毎日だごを作り続ける ばあさんは、家へ帰りたくてたまりません。
ある日、あの助けた あかとんぼが やってきて、脱出の方法を教えてくれます。
そして あかとんぼの 教えの通り うまく鬼のところから抜けだした ばあさんは、それで混ぜると増える不思議なしゃもじを持って、川へ急ぎました。

あかとんぼの 助けも借りて 懸命に舟を漕ぐ ばあさん。
鬼はすぐそこまで追いかけてきています。
あかとんぼも 赤い体を更に赤くして 舟を引っ張ります。

このあたりは 子供たちの緊張も ピークです。
ひとっことも声を出さず じっと本を見つめています。
もしかしたら、握りしめた手に汗をかいているかもしれません。

難を脱したあとは 「ほ~」っと ため息が聞こえそうなほど空気が緩み、おしまいのページを読むときには 笑い声も聞こえます。

(*'◇'*)  「だけん あかとんぼは 赤い色しとっちゃね」

そうだね、う~んとがんばったから 真っ赤な体に なっちゃたんだね。

(*'◇'*)  「このあいだ あかとんぼが 死んどうの 見たよ。 もしかしたら あの あかとんぼ、その(絵本にでてきた)あかとんぼ やったかもしれん!」 ← とっても心配そうな声

わあ、その あかとんぼ 真っ赤だったの?

(*'◇'*)  「うん、すごく 赤かった」

そっか。
そうかもしれないね。


昨年、この本を読んだときは、ひとりの女の子から 「これ、ほんとにあった話なの?」 と訊かれました。
う~ん、どうだろう・・・と言いかけると、別の子が、

(*'◇'*)  「ほんとのことだよ! だって最初に むかしむかし あるところに ってなってたもん。ほんとに むかし あったんだよ!」

それを聞いたほかの子は 「そっかー」 と納得顔です。
もしかしたら そうかもしれない・・・・。
そんな気持ちを持ってくれるって うれしい。


一番前に座っていた男の子が 「もうすぐ あかとんぼの 季節だよ」 と声をかけてくれました。
うんうん、今年もいっぱい飛ぶかなあ。


③『やさいのおなか』 福音館書店

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: きうち かつ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1997/01/31
  • メディア: 単行本

(*'◇'*)  「あ、これ 幼稚園で 読んだことある」
(*'◇'*)  「あるある」
(*'◇'*)  「あるけど忘れたー」

忘れた?
そりゃ 好都合(≧ω≦)
さあ、みんなで 野菜のおなかを見て 正体をあてっこしよう!


白黒で描かれた野菜の断面の絵を見て、なんの野菜か当てる 単純だけど ユニークで楽しめる本。
最初は これ。
さあ、これ な~んだ。

(*'◇'*)  「たまねぎ!」
いっせいに たまねぎコール。
誰も異論を発しません。
う~ん、おしい。
玉ねぎよりなが~いやつ。

(*'◇'*)  「????」

う~んとね、玉ねぎのお友達で、玉じゃなくて こ~んなに長いんだよ。

(*'◇'*)  「ネギ?」

そう、ネギ!

次のページには 白黒だった絵がカラーになっていて、1個まるまるの(ネギは1本)野菜の絵が描かれています。
ほかにも れんこん、ピーマン、さつまいもに、たけのこ。
いろいろな野菜が登場。
ちょっと難しいのが にんじん。

(*'◇'*)  「これ、なん?」
(*'◇'*)  「えー、わからん」
(*'◇'*)  「なんか ガラスに ひびが はいっとうみたい」

おお、そうだね。 そんなふうにも見えるね。
そうだな。
この野菜は もしかしたら みんな あんまり好きじゃないかもしれない。

カレーとか シチューに入っている オレンジ色の・・・・

(*'◇'*)  「あ、わかった! にんじんだ!」

あたり~!
にんじんって こんな模様になってるんだね。

きゅうりは もっと難しかったみたい。
今度、台所で いろんな野菜のおなかを 見せてもらうと楽しいかもしれないね。


(*'◇'*)  「くだものの おなかは ないと?」

う~ん、そうだね、くだものは ないなぁ。

(*'◇'*)  「あったらいいのに」
(*'◇'*)  「くだもの やったら すぐ わかるよ!」

いっせいに うなずく 子供たち。
ふふふ、くだものかぁ。
簡単なようで 案外 難しいかもよ?(≧m≦)


 ※2007年に 『くだもの なんだ』 が発売されました(≧∀≦)



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