読み聞かせリストです。
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9月14日 火曜日(晴れ) 1年2組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
⑤『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
* * * * * * * *
①『のぼっちゃう』 文化出版局
ぼくのうちの庭にあるでっかい木。
すっごく高くて てっぺんが 見えないくらい。
ぼく、ぜったいに のぼっちゃう。
おうちより
東京タワーより
富士山よりたかく・・・・
(*'◇'*) 「え~~、ひこうきよりも たかいっちゃない?」
そう、ジェット機がきたら 手をふっちゃうんだよ
(*'◇'*) 「このままやったら うちゅうまで いっちゃうよ!」
そうなの そうなの
宇宙船にまで 手をふっちゃうんだよ
(*'◇'*) 「えーっ、いきが できんっちゃないと!?」
(*'◇'*) 「そうたーい、うちゅうには いきが(空気が) ないとよ!!」
ほんとよね。
息、してるのかな?
そして男の子は、帰ってきた宇宙船に乗って戻ってくるの。
(*'◇'*) 「「「「 すご~~~い!! 」」」」
(*'◇'*) 「いいなあ~~」
いいよね~~
・
・
・
で、ほんとは ここで おしまいなんだけど・・・
(*'◇'*) 「もういっかい よんでほしい~」
そんなにおもしろかった?(≧∀≦)
この絵本は毎年1年生に好評な本で
もういっか読んで は あたりまえ
また持ってきて とか これ買ってもらおう とか
とってもうれしい感想を聞くことができる本のひとつなのです。
じゃあ、時間があったら最後に読むね('-'*)
②『お月さまってどんなあじ?』 セーラー出版
さてさて、次はお月さまのおはなしです。
お月さまが どんな あじなのか とっても知りたい動物たち。
小さなカメが、どうしても知りたくて大きな山に登ってい行きました。
でも、小さなカメは月まで手がとどきません。
そこでカメはゾウを呼び、背中に乗ってお月さまをかじってみてと頼みます。
(*'◇'*) 「え~、ぞうさんが のったら カメさん つぶれちゃうよ;」
そうだよね、ぞうさん 重いもんね。
(*'◇'*) 「え~ ほんとに のると?」
(*'◇'*) 「なんで カメのうえに のるとー?」
(*'◇'*) 「カメが かわいそう」
1組さんのときと同じで、みんなカメくんに注目です。
ゾウに呼ばれたキリン
キリンに呼ばれたシマウマ
シマウマに呼ばれたライオン・・・と、動物たちが上に乗っていくたびに
(*'◇'*) 「ああ、カメが・・・」
(*'◇'*) 「もう のらんで~」
(*'◇'*) 「カメが・・・カメがぁ~~」
カメくん、人気急上昇です(≧m≦)
さてさてカメくんたちですが、
みんなで力を併せたかいあって、お月さまを ぱりっと かじることができました。
もうね~、すっごく美味しかったんだって。
(*'◇'*) 「ものすご たべとう」
(*'◇'*) 「だけん お月さまって ほそくなると?」
そうかもね。
まんまるくなるために お月さまも いっぱい食べなきゃだね(*`ω´*)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
さあ、じゃあ今度は わゴムがのびる はなしだよ。
ある日 ぼうやは わゴムがどれくらいのびるか ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。
(*'◇'*) 「だまって とおくまでいったら いかんとよ!」
おおっと、そうだよね
ちゃんと でかけるときは おとうさんとおかあさんに 言っていかないかんよね(≧∀≦)
ぼうやは わゴムを持ったまま
自転車に乗って バスに乗って 汽車に乗って 船に乗って 飛行機に乗って・・・
(*'◇'*) 「じてんしゃが まえに すすまんっちゃない」
(*'◇'*) 「バスが ひっぱられるっちゃないと?」
(*'◇'*) 「まだ いくとー?」
(*'◇'*) 「わゴムが はずれとうっちゃない?」
(*'◇'*) 「だけど わゴムは ベッドに しっかりついとったけん はずれんっちゃない?」
(*'◇'*) 「じゃあ ベッドが うしろから ついてきようっちゃないと」
後ろからベッドが!?
そ、それは笑える(≧m≦)
とっても と~~っても つよ~い このわゴム。
とうとう月まで来ちゃった。
(*'◇'*) 「「「「 ええ~~~~っ!! 」」」」
(*'◇'*) 「また うちゅうまで きたと?」
(*'◇'*) 「わゴムは きれとらんと?」
(*'◇'*) 「どうやって わゴムば もっとうと?」
(*'◇'*) 「まどが あいとったら くうきがもれるやん!」
おお~、現実的な意見だね(≧ω≦)
わゴムを持ったまま ぼうやが月を歩こうとしたとたん・・・・
(*'◇'*) 「「「 ひっぱられるーっ 」」」
そう・・・ボ~~~ンってベッドに戻ってきたのさ。
(*'◇'*) 「「「「 すごーーーーいっ!! 」」」」
(*'◇'*) 「よくベッドにもどれたね」
(*'◇'*) 「ベッドのわくに わゴムば ひっかけとったけんよ」
(*'◇'*) 「とちゅうで きれんで よかったね」
ほんとだよね!
途中で切れてたら戻ってこれんかったよね。
(*'◇'*) 「あっ、ベッドのそばに バスとか きしゃとか おもちゃがある」
(*'◇'*) 「のったやつ ぜんぶあるよ」
(*'◇'*) 「でも じてんしゃが ないっちゃない」
(*'◇'*) 「あるよ。ほら、ここんとこ」
うんうん、本物の自転車の車輪があるね。
(*'◇'*) 「もういっかい よんで~~」
(*'◇'*) 「よんで よんで!」
おっと、この本も?( ̄▽ ̄;)
今日はとっても早く入らせてもらえたので、たっぷり時間があります。
(*⌒0⌒) 「え~~っと、じゃあ、もう一冊だけ先に読んでいい?」
(*'◇'*) 「めだかのめがね!?」
④『めだかのめがね』 こぐま社
ということで、リクエストの前にこの本を読むことにしました。
まえに読んだところを確認して・・・
今日は 「ねんど」 からです。
「きつね」 と 「せみのみせ」 の3つだけ読みました。
せみのみせは、帽子屋さん。
いろんな虫が帽子を買いに来るのかな?
(*'◇'*) 「どうやって かぶるとかいな?」
う~ん、どうやるんだろうねえ(≧ω≦)
よし、あと1冊、読めるだけの時間があるぞ。
『のぼっちゃう』 と 『わゴム』
どっちを読もう。
これはもう 子供たちに 決めてもらおう。
ってことで、どっちがいいか手をあげてもらいました。
『のぼっちゃう』 が 7人くらい。
『わゴム』 が 15人くらい。
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
ということで、こっちに決まりました。
さっき読んだばかりだけど、反応はまったく変わりません。
先が分かってるけど、みんな真剣です。
(*'◇'*) 「わゴム もったまま どうやって のるとかいな」
(*'◇'*) 「どんだけ つよいと このわゴム」
(*'◇'*) 「さいきょう やね」
ほんっと すごいよね!ヾ(*≧∇≦)〃
* * * * * * * *
時間がなくて、今日は 『のぼっちゃう』 をリクエストしてくれた子たちの希望に添えませんでした。
次に時間があるときに読むからね。
みんなに約束して帰りました。
もう一回読むまで いつも 持ってくるけんね!
9月13日 火曜日(晴れ) 1年1組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
* * * * * * * *
①『のぼっちゃう』 文化出版局
(*'◇'*) 「のぼっちゃう?」
(*'◇'*) 「どこに のぼっちゃう」
(*'◇'*) 「どこでも のぼっちゃう」
(*'◇'*) 「ぼくも これくらいやったら のぼりきぃ」
・
・
・
タイトルを読んだあとも ずっと しゃべり続ける男の子。
延々と おしゃべりが 続きそう;
(*⌒0⌒) (し~~っ)
くちびるに人差し指をあてて 静かにね の合図をします。
それでも構わずしゃべり続けていましたが、少しずつ静かになりました。
さて、絵本のほうです。
ぼくのうちの庭には、大きな木があるんだ。
とっても とっても 高い木。
てっぺんなんて 見えないくらい。
(*'◇'*) 「えーっ、これ ほんとの はなし?」
おっと、さっそくのツッコミが これか。
早いぞ(≧∀≦)
ほんとの話かどうか、読んでみようか
ぼく いまに ぜったい のぼっちゃう
おうちより たかく
ビルより たかく
富士山より たかく のぼっちゃう
(*'◇'*) 「すごーーい!」
(*'◇'*) 「そんなに たかいとー?」
(*'◇'*) 「この木 3kmくらい あるよ」
って、なんで 3km なの?(≧∇≦*)
木のてっぺんまでたどり着いた男の子。
ジェット機や ロケットに 「こんにちは」 って挨拶しちゃう。
(*'◇'*) 「「「 すご~~い! 」」」
すごいね~。
(*'◇'*) 「この木 ぜったい 3kmくらい あるとよ」
いや だからさ、なんで 3km なのさ?(≧ω≦*)
②『お月さまってどんなあじ?』 セーラー出版
お月さまって どんな あじだろう?
動物たちはお月さまを見て、いつも考えていました。
甘いのかな しょっぱいのかな・・・
(*'◇'*) 「しょっぱいとよ」
ほんと?
食べてみたことあるのかな(*^.^*)
ある日、小さなカメが決心しました。
一番高い山に登って、お月さまをかじってみよう。
けれども カメは小さすぎて お月さまに手が届きませんでした。
そこで カメは ゾウを呼びました。
ゾウさんがぼくのせなかにのったら、もしかしてとどくんじゃないかな
けれども お月さまには とどきませんでした。
お月さまは、これは新しいゲームだと思って ひょいっと 上へ逃げたのです。
そこでゾウはキリンを呼びました。
ゾウの背中に乗って首をうんとのばしましたが、お月さまにはとどきません。
お月さまがまた ひょいっと 逃げたからです。
(*'◇'*) 「なんで みんな カメの上にのっていくと?」
(*'◇'*) 「カメの こうらが われちゃうよ!」
(*'◇'*) 「こうらが かたいけん だいじょうぶっちゃない」
(*'◇'*) 「でも こんなに のったら つぶれちゃうよ」
(*'◇'*) 「いたくないのかな」
(*'◇'*) 「かわいそう~~っ」
ほんとだよね カメのこうら 割れちゃわないかな。
こんなに小さいんだもんね。
けれども、カメも仲間たちも 気にしてないみたい。
シマウマがきて、ライオンがきて、きつねもやってきて。
次々とそれぞれの背中に乗っていきます。
(*'◇'*) 「もう やめて~~っ!」
(*'◇'*) 「ぅお~~~っ、カメ~~~~~~~~~~っ!!!」
絶叫しちゃってます。
もう、かわいいったら(≧m≦)
動物たちはというと
最後にやってきた小さなネズミが・・・・ぱりっ
(*'◇'*) 「「「「 あっ!! 」」」」
(*'◇'*) 「いいなあ~」
(*'◇'*) 「おいしそう~」
(*'◇'*) 「どんな あじ なんだろう」
(*'◇'*) 「たべてみたい」
ほんと、食べてみたいねσ(⌒-⌒*)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
よし、まだ時間があるぞ(≧ω≦)
(*'◇'*) 「めだか よめるよね」
(*'◇'*) 「めだかのめがね よんで!」
それも読みたいけど、この本を先に読ませて~。
(*'◇'*) 「わゴムはどのくらいのびるかしら?」
(*'◇'*) 「こっから あそこまで」 (教室の端から端まで)
そんなにのびるかも?
じゃあ ちょっと 読んでみようか。
ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。
自転車に乗って くたびれるまで走って
バスに乗って 飛行機に乗って・・・・
(*'◇'*) 「えーっ」
(*'◇'*) 「がいこくまで いくっちゃないと?」
ほんとだね。
こんなに遠くまできちゃったもの。
外国まで行っちゃうかもね。
(*'◇'*) 「もう あぶないよ」
(*'◇'*) 「きれそう・・・」
あぶないよね~
でもぼうやは まだまだ 先に行っちゃうみたいだよ。
船に乗って ラクダに乗って 砂漠をこえてたどり着いたところはロケット発射場。
(*'◇'*) 「こんなとこに ロケットがおると?」
(*'◇'*) 「うわあーっ」
(*'◇'*) 「うちゅうまで のびてった!?」
(*'◇'*) 「どんだけ すごいと このわゴム」
月に着陸したロケットからでて ぼうやが 歩きだそうとしたとたん・・・
(*'◇'*) 「びよーんって もどるっちゃないと」
(*'◇'*) 「ひっぱられるとよ」
みんなの想像どおり、ぼうやは ボーンっと ひっぱられちゃったのさ。
(*'◇'*) 「あっ、らくだが おる」
(*'◇'*) 「じてんしゃも あるよ」
(*'◇'*) 「ふねも ある」
(*'◇'*) 「みんな あるっちゃないと?」
ほんとだね。
男の子が乗った乗り物が全部あるね(≧∀≦)
④『めだかのめがね』 こぐま社
(*'◇'*) 「ちょっとだけあるよ」
(*'◇'*) 「めだかのめがね よめるっちゃない?」
そうだね。
じゃあ ひとつか ふたつ 読んでから終わりにしようか。
ということで、 「たいへんな たい」 と 「いろ とりどり」 を読んでおしまいにしました。
(*'◇'*) 「これ、まだ ある?」
まだまだ あるよ。
また時間があるときに読もうね。
9月12日 月曜日(晴れ) 3年2組
①『なつのいちにち』 はたこうしろう:文、絵 (4分)
②『こびっちょさんのやま』 いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵 (7分半)
③『視覚ミステリーえほん』 ウォルター・ウィック:作/林田康一:訳
* * * * * * * *
①『なつのいちにち』 偕成社
ある夏の暑い日。
男の子が元気にかけていく。
でっかい でっかい クワガタムシを 捕まえるため。
長い階段もへっちゃら。
クワガタムシのためだもん。
でも さすがに この長さは きつい~;
(*'◇'*) 「きつそ~~~っ」
(*'◇'*) 「どんだけ あると?」
(*'◇'*) 「ものすご ながいよね」
たしかに長いよねえ。
これ、読むのもきついのよ。
ヘタすると過呼吸になりそう( ̄▽ ̄;)
苦労してたどりついた静かな林。
いた、でっかいクワガタムシ!
(*'◇'*) 「えー、ちっさーい!」
やっぱりそう見えるか(≧ω≦)
でも男の子がつかまえたクワガタムシを見ると
(*'◇'*) 「ええっ、おっきーい!」
でしょ!?(≧ω≦*)
②『こびっちょさんのやま』 こどものとも 1998年08月号
こびっちょさんのやま (こどものとも)
作者: いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵
出版社: 福音館書店TOPページへ
発売日: 1998年08月
直リンクが禁止されておりますので、
申し訳ありませんが本の詳細は
トップページより検索をお願いいたします。
今度は、おばあちゃんの家に遊びに行ったおさむが出合う不思議なおはなし。
虫が大好きなおさむは、山のふもとにあるおばあちゃんの家に遊びにいきました。
草むらに寝ころがって虫を観察したり、昆虫採集にいったり
虫好きのおさむにとっては楽しい毎日なのですが、雨に濡れたために体調をくずして寝込んでしまいます。
心配したおばあちゃんが薬草を採りに部屋を行ったあと、彼らがやってきました。
なにがやってきたかって?
それは それは でっかい・・・・
(*'◇'*) 「うわ、でかっ」
(*'◇'*) 「みのむし?」
そう、まずは みのむし。
つづいて ツユムシと、このあたりまで比較的冷静だった子供たちでしたが
最後の虫が現れると・・・
(*'◇'*) 「「「「うわあーっ!!」」」」
(*'◇'*) 「こわーーっ!」
さすがに大絶叫だったね(≧m≦)
③『視覚ミステリーえほん』 あすなろ書房
ちょーっとだけ時間があります。
ひとつくらいだったら読めそう。
ということで、いっこだけ読みました。
「へっこんでいたはずなのに」
いろんなもので型押しして、ぽこぽことへっこんでいる粘土板。
本を ひっくり返して 見てみると・・・・
(*'◇'*) 「えー!?」
(*'◇'*) 「うそっ」
(*'◇'*) 「なんで!?」
ね、不思議でしょ?(*^-^*)
9月9日 金曜日(晴れ) 2年2組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)
* * * * * * * *
①『すてきな三にんぐみ』 偕成社
主人公の三人組は、顔が見えず帽子とマントのすき間から眼だけがギョロリと見えている。
前半は真っ暗な夜を中心に描かれていることもあって、小さな子供たちにとっては怖い絵本のようです。
(*'◇'*) 「これ、知っとう」
(*'◇'*) 「おはなしの部屋に ある・・・」
(*'◇'*) 「あるある。これ、こわいっちゃんね」
(*'◇'*) 「え、ほんと?」
(*'◇'*) 「え~、こわい~;」
まあたしかに最初のほうは おっかない 雰囲気だよね。
でもそんなに恐れなくて大丈夫だから(*^-^*)
この三人組はどろぼうです。
馬車を襲う盗賊なのです。
武器は3つ。
ラッパ銃 に こしょう・ふきつけ に まっ赤なおおまさかり。
(*'◇'*) 「すごーい」
(*'◇'*) 「かっこい~い」
だよね。
真っ黒なバックのなかに描かれている 赤い色した武器は 遠目もきいて すごくかっこいい。
夜になると三人組の仕事がはじまります。
闇夜のなか、光も持たずに歩いていく。
(*'◇'*) 「ひとりだけ さきに 行きよう」
ほんとだね。
歩くのが速いのかな。
(*'◇'*) 「暗いとに こわくないとかいな」
そうね~。
この人たちは どろぼうさんだから、暗いほうが都合がいいのかもね(≧m≦)
さて、馬車がやってくると こしょう・ふきつけで 馬の目を攻撃し
まっ赤な おおまさかりで 車輪を壊し
(*'◇'*) 「わあっ、すごい!」
(*'◇'*) 「(車輪が)こわれとう」
ほんと、すごいね。
これじゃあ走れないよね。
で、とどめは ラッパ銃を かまえて、手をあげろ!
(*'◇'*) 「こわ~い;」
おっかない どろぼうさん だね。
でもね
さんざん悪事の限りを犯していた三人組が、ある日、ティファニーちゃんという小さな女の子に出会ってから人が変わるのです。
大きなお城を買い
寂しい暮らしをしている かわいそうな子供たちを集めて
みんなで一緒に暮らすことにしました。
(*'◇'*) 「いっぱいに なっとう」
お城のまわりの家ね。
たくさん家族が増えたんだろうね(*´・ω・)
②『にゃーご』 すずき出版
(*'◇'*) 「この本、しらん」
(*'◇'*) 「ぼく しっとう」
(*'◇'*) 「くもんで ならった」
ああ、今でも教材に載ってるんだ。
東京書籍の小学校教科書「国語2年生」にも載ってますもんね。
ちなみに、朝読に通ってる小学校は東京書籍ではありませんん。
(*'◇'*) 「たしか りんご とりにいくっちゃんね」
おっと、ポイント部分に触れられると困るぞ。
じゃあ いつもの お約束。
(*⌒0⌒) 「知っている人は、知らない人のために 先のこと 話さないでね」
(*'◇'*) 「はあい!」
おお、いい返事だ(⌒-⌒*)
主人公は、課外授業中に、みんなとはぐれてしまった三匹の子ねずみです。
きりかぶの陰でおしゃべりに夢中になっているうちに みんな いなくなってました。
じゃあ ぼくたちは 桃を 食べに行こう。
・・・とまあ、なんて楽天家な子ねずみたち(≧ω≦)
そこにやってきたのが トラジマの ねこ。
こわ~い顔して
にゃ~ご
と言ってはみたものの、子ねずみたちから おじさん だあれ? と訊かれてしまいます。
その とぼけたやりとりに、子供たちも くすくすと 笑いだし
子ねずみが にゃ~ご と言ったときには
いっしょに 「にゃ~ご」 と言う子たちもいました。
この絵本も毎年好評な本のひとつです。
大きなツッコミはありませんが、楽しそうに聴いてくれている雰囲気が伝わってきます。
やさしい はなしだよね~。
たまおじさんと 子ねずみたちは いつかまた 会うことがあるのかな(*ФωФ)
2組の先生はいつも朝読の時間をたっぷりとってくれます。
今日も朝の会を早めに切り上げて、チャイムが鳴る前に始めさせてもらえました。
9月8日 木曜日(晴れ) 2年1組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)
③『どうぶつはやくちあいうえお』 きしだえりこ:文、かたやまけん:絵
* * * * * * * *
①『すてきな三にんぐみ』 偕成社
主人公の三にんぐみは どろぼう です。
黒ずくめの衣装に 赤が基調の武器。
全体的にくら~いイメージだからか、子供たちも静かです。
そんななか ひとりの男の子が 絵本の本文を声を出して読みだしました。
しかも、わたしの読むリズムに併せようと一所懸命。
うう~ん、こちらは当然その子と併せるつもりはないし、微妙にズレるので、読みにくいぞ。
そう思っていると
(*'◇'*) 「だれか いっしょに 読みよう」
(*'◇'*) 「だれ~?」
(*'◇'*) 「オレ」
(*'◇'*) 「やめり~、きこえんやん」
と、近くの子たちが声をかけてくれました。
ほっ・・・
助かった。読みやすくなった。
ありがとう(≧ω≦*)
どろぼう三にんぐみですが、小さな女の子ティファニーちゃんのひとことで、大転身します。
そのあたりから、子供たちの こわ~い; という雰囲気がだんだん ゆるんで きます。
(*'◇'*) 「みんな (服が) おそろいなん?」
(*'◇'*) 「どれくらい あつまったとかいな」
う~ん、どれくらいだろうね。
何人かわからないけど きっと 楽しい毎日だろうね。
②『にゃーご』 すずき出版
(*'◇'*) 「あー!」
(*'◇'*) 「これ (担任の) 先生に よんでもらった!」
担任の先生の大好きな本だもんね。
きっと読んでもらってるだろうとは思ってたんだ。
もう一回、読んでいい?
(*'◇'*) 「この本、銀先生に よんでもらったよ」
(*⌒0⌒) 「それはないはず (ちゃんとノートにつけてるもの)」
(*'◇'*) 「銀先生には まだ よんでもらってないよ」
だよね。
ということで、読むことになりました。
課外授業をしていた子ねずみ三びきが きりかぶに 隠れておしゃべりしているうちに、クラスメイトたちとはぐれてしまいました。
三びきがあわてず騒がず、このまま授業を受けないで ももを 食べにいこうと相談していると
にゃ~ご
という声とともに 大きなねこが ぬうっとでてきました。
けれども 三びきの子ねずみは ちっとも驚かず こそこそと話しています。
そして無邪気に
おじさん だあれ?
とか 訊いちゃいます。
このシーンは分かっていてもおもしろい。
あちこちから くすくす 笑う声が聞こえてきます。
毒気を抜かれた おじさんねこと 恐れを知らない三びきの子ねずみとの 心の交流は ここからはじまります。
(*'◇'*) 「このあと どうなるっちゃろう」
(*'◇'*) 「また あえるのかな」
(*'◇'*) 「これのつづきの本は ないと?」
(*⌒0⌒) 「これの つづきではないけど 新しい本がでてるよ」
(*'◇'*) 「えっ よみたい」
(*'◇'*) 「図書館にある?」
(*⌒0⌒) 「あるよ」
(*'◇'*) 「よんでみよう」
担任の先生が 「にゃーご」 を読んだとき、子供たちはどんな反応をしたのかしら。
いつか先生の時間があるときに聞いてみたいな。
③『どうぶつはやくちあいうえお』 のら書店
(*'◇'*) 「まだ時間があるよ」
(*'◇'*) 「あれ、読めるっちゃない?」
読める読める、この本ね。
(*⌒0⌒) 「どこまで読んだか 覚えてる?」
(*'◇'*) 「おぼえとう!」
おお~、すごい。
この前もちゃんと覚えてたもんね。
え~っと、今日は 「こ」 からだよね。
「け」 のページを見せながら ここまで読んだよね~ と聞いたら
(*'◇'*) 「え~、読んでない」
(*⌒0⌒) 「(覚えてないのかな) じゃあ く は?」
(*'◇'*) 「「「 読んでな~い 」」」
あれ!?
再度ノートをチェック。
(*⌒0⌒) 「あっ、ごめん! 2組と間違えてた!!」
失敗失敗、確認ミスでした;
すると、すぐそばに座っていた女の子が
(*'◇'*) 「えー、先生ずる~い。 2組のほうが いっぱい読んでもらっとう」
うおっ!
いや、時間調整の本だから ふたつのクラスが足並み揃えてってならないのだよ~。
読んでる本の数は1組のほうが多いんだけどね。
とまあ、そんなことは子供たちに話してはおりませんが・・・。
(*⌒0⌒) 「え~っと か からだった」
(*'◇'*) 「あっ、そうそう おっとせい まで 読んだよ」
そうだったね。
みんなで 「か」 を読んだら もう終了時間。
今度はクラスを間違えないでチェックしとかなきゃだね。
ごめんね( ̄▽ ̄;)
・【年度別】
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2011年度(平成23年度)1~3年生 05月 06月 07月 09月
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2011年09月14日 1年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]
9月14日 火曜日(晴れ) 1年2組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
⑤『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
* * * * * * * *
①『のぼっちゃう』 文化出版局
ぼくのうちの庭にあるでっかい木。
すっごく高くて てっぺんが 見えないくらい。
ぼく、ぜったいに のぼっちゃう。
おうちより
東京タワーより
富士山よりたかく・・・・
(*'◇'*) 「え~~、ひこうきよりも たかいっちゃない?」
そう、ジェット機がきたら 手をふっちゃうんだよ
(*'◇'*) 「このままやったら うちゅうまで いっちゃうよ!」
そうなの そうなの
宇宙船にまで 手をふっちゃうんだよ
(*'◇'*) 「えーっ、いきが できんっちゃないと!?」
(*'◇'*) 「そうたーい、うちゅうには いきが(空気が) ないとよ!!」
ほんとよね。
息、してるのかな?
そして男の子は、帰ってきた宇宙船に乗って戻ってくるの。
(*'◇'*) 「「「「 すご~~~い!! 」」」」
(*'◇'*) 「いいなあ~~」
いいよね~~
・
・
・
で、ほんとは ここで おしまいなんだけど・・・
(*'◇'*) 「もういっかい よんでほしい~」
そんなにおもしろかった?(≧∀≦)
この絵本は毎年1年生に好評な本で
もういっか読んで は あたりまえ
また持ってきて とか これ買ってもらおう とか
とってもうれしい感想を聞くことができる本のひとつなのです。
じゃあ、時間があったら最後に読むね('-'*)
②『お月さまってどんなあじ?』 セーラー出版
さてさて、次はお月さまのおはなしです。
お月さまが どんな あじなのか とっても知りたい動物たち。
小さなカメが、どうしても知りたくて大きな山に登ってい行きました。
でも、小さなカメは月まで手がとどきません。
そこでカメはゾウを呼び、背中に乗ってお月さまをかじってみてと頼みます。
(*'◇'*) 「え~、ぞうさんが のったら カメさん つぶれちゃうよ;」
そうだよね、ぞうさん 重いもんね。
(*'◇'*) 「え~ ほんとに のると?」
(*'◇'*) 「なんで カメのうえに のるとー?」
(*'◇'*) 「カメが かわいそう」
1組さんのときと同じで、みんなカメくんに注目です。
ゾウに呼ばれたキリン
キリンに呼ばれたシマウマ
シマウマに呼ばれたライオン・・・と、動物たちが上に乗っていくたびに
(*'◇'*) 「ああ、カメが・・・」
(*'◇'*) 「もう のらんで~」
(*'◇'*) 「カメが・・・カメがぁ~~」
カメくん、人気急上昇です(≧m≦)
さてさてカメくんたちですが、
みんなで力を併せたかいあって、お月さまを ぱりっと かじることができました。
もうね~、すっごく美味しかったんだって。
(*'◇'*) 「ものすご たべとう」
(*'◇'*) 「だけん お月さまって ほそくなると?」
そうかもね。
まんまるくなるために お月さまも いっぱい食べなきゃだね(*`ω´*)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
さあ、じゃあ今度は わゴムがのびる はなしだよ。
ある日 ぼうやは わゴムがどれくらいのびるか ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。
(*'◇'*) 「だまって とおくまでいったら いかんとよ!」
おおっと、そうだよね
ちゃんと でかけるときは おとうさんとおかあさんに 言っていかないかんよね(≧∀≦)
ぼうやは わゴムを持ったまま
自転車に乗って バスに乗って 汽車に乗って 船に乗って 飛行機に乗って・・・
(*'◇'*) 「じてんしゃが まえに すすまんっちゃない」
(*'◇'*) 「バスが ひっぱられるっちゃないと?」
(*'◇'*) 「まだ いくとー?」
(*'◇'*) 「わゴムが はずれとうっちゃない?」
(*'◇'*) 「だけど わゴムは ベッドに しっかりついとったけん はずれんっちゃない?」
(*'◇'*) 「じゃあ ベッドが うしろから ついてきようっちゃないと」
後ろからベッドが!?
そ、それは笑える(≧m≦)
とっても と~~っても つよ~い このわゴム。
とうとう月まで来ちゃった。
(*'◇'*) 「「「「 ええ~~~~っ!! 」」」」
(*'◇'*) 「また うちゅうまで きたと?」
(*'◇'*) 「わゴムは きれとらんと?」
(*'◇'*) 「どうやって わゴムば もっとうと?」
(*'◇'*) 「まどが あいとったら くうきがもれるやん!」
おお~、現実的な意見だね(≧ω≦)
わゴムを持ったまま ぼうやが月を歩こうとしたとたん・・・・
(*'◇'*) 「「「 ひっぱられるーっ 」」」
そう・・・ボ~~~ンってベッドに戻ってきたのさ。
(*'◇'*) 「「「「 すごーーーーいっ!! 」」」」
(*'◇'*) 「よくベッドにもどれたね」
(*'◇'*) 「ベッドのわくに わゴムば ひっかけとったけんよ」
(*'◇'*) 「とちゅうで きれんで よかったね」
ほんとだよね!
途中で切れてたら戻ってこれんかったよね。
(*'◇'*) 「あっ、ベッドのそばに バスとか きしゃとか おもちゃがある」
(*'◇'*) 「のったやつ ぜんぶあるよ」
(*'◇'*) 「でも じてんしゃが ないっちゃない」
(*'◇'*) 「あるよ。ほら、ここんとこ」
うんうん、本物の自転車の車輪があるね。
(*'◇'*) 「もういっかい よんで~~」
(*'◇'*) 「よんで よんで!」
おっと、この本も?( ̄▽ ̄;)
今日はとっても早く入らせてもらえたので、たっぷり時間があります。
(*⌒0⌒) 「え~~っと、じゃあ、もう一冊だけ先に読んでいい?」
(*'◇'*) 「めだかのめがね!?」
④『めだかのめがね』 こぐま社
ということで、リクエストの前にこの本を読むことにしました。
まえに読んだところを確認して・・・
今日は 「ねんど」 からです。
「きつね」 と 「せみのみせ」 の3つだけ読みました。
せみのみせは、帽子屋さん。
いろんな虫が帽子を買いに来るのかな?
(*'◇'*) 「どうやって かぶるとかいな?」
う~ん、どうやるんだろうねえ(≧ω≦)
よし、あと1冊、読めるだけの時間があるぞ。
『のぼっちゃう』 と 『わゴム』
どっちを読もう。
これはもう 子供たちに 決めてもらおう。
ってことで、どっちがいいか手をあげてもらいました。
『のぼっちゃう』 が 7人くらい。
『わゴム』 が 15人くらい。
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
ということで、こっちに決まりました。
さっき読んだばかりだけど、反応はまったく変わりません。
先が分かってるけど、みんな真剣です。
(*'◇'*) 「わゴム もったまま どうやって のるとかいな」
(*'◇'*) 「どんだけ つよいと このわゴム」
(*'◇'*) 「さいきょう やね」
ほんっと すごいよね!ヾ(*≧∇≦)〃
* * * * * * * *
時間がなくて、今日は 『のぼっちゃう』 をリクエストしてくれた子たちの希望に添えませんでした。
次に時間があるときに読むからね。
みんなに約束して帰りました。
もう一回読むまで いつも 持ってくるけんね!
2011年09月13日 1年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]
9月13日 火曜日(晴れ) 1年1組
①『のぼっちゃう』 八木田宜子:文/太田大八:絵 (2分)
②『お月さまってどんなあじ?』 ミヒャエル・グレイニェク:文、絵/いずみちほこ:訳 (6分)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 マイク・サーラー:文/ジェリー・ジョイナー:絵/きしだえりこ:訳
④『めだかのめがね』 多田ヒロシ:文、絵
* * * * * * * *
①『のぼっちゃう』 文化出版局
(*'◇'*) 「のぼっちゃう?」
(*'◇'*) 「どこに のぼっちゃう」
(*'◇'*) 「どこでも のぼっちゃう」
(*'◇'*) 「ぼくも これくらいやったら のぼりきぃ」
・
・
・
タイトルを読んだあとも ずっと しゃべり続ける男の子。
延々と おしゃべりが 続きそう;
(*⌒0⌒) (し~~っ)
くちびるに人差し指をあてて 静かにね の合図をします。
それでも構わずしゃべり続けていましたが、少しずつ静かになりました。
さて、絵本のほうです。
ぼくのうちの庭には、大きな木があるんだ。
とっても とっても 高い木。
てっぺんなんて 見えないくらい。
(*'◇'*) 「えーっ、これ ほんとの はなし?」
おっと、さっそくのツッコミが これか。
早いぞ(≧∀≦)
ほんとの話かどうか、読んでみようか
ぼく いまに ぜったい のぼっちゃう
おうちより たかく
ビルより たかく
富士山より たかく のぼっちゃう
(*'◇'*) 「すごーーい!」
(*'◇'*) 「そんなに たかいとー?」
(*'◇'*) 「この木 3kmくらい あるよ」
って、なんで 3km なの?(≧∇≦*)
木のてっぺんまでたどり着いた男の子。
ジェット機や ロケットに 「こんにちは」 って挨拶しちゃう。
(*'◇'*) 「「「 すご~~い! 」」」
すごいね~。
(*'◇'*) 「この木 ぜったい 3kmくらい あるとよ」
いや だからさ、なんで 3km なのさ?(≧ω≦*)
②『お月さまってどんなあじ?』 セーラー出版
お月さまって どんな あじだろう?
動物たちはお月さまを見て、いつも考えていました。
甘いのかな しょっぱいのかな・・・
(*'◇'*) 「しょっぱいとよ」
ほんと?
食べてみたことあるのかな(*^.^*)
ある日、小さなカメが決心しました。
一番高い山に登って、お月さまをかじってみよう。
けれども カメは小さすぎて お月さまに手が届きませんでした。
そこで カメは ゾウを呼びました。
ゾウさんがぼくのせなかにのったら、もしかしてとどくんじゃないかな
けれども お月さまには とどきませんでした。
お月さまは、これは新しいゲームだと思って ひょいっと 上へ逃げたのです。
そこでゾウはキリンを呼びました。
ゾウの背中に乗って首をうんとのばしましたが、お月さまにはとどきません。
お月さまがまた ひょいっと 逃げたからです。
(*'◇'*) 「なんで みんな カメの上にのっていくと?」
(*'◇'*) 「カメの こうらが われちゃうよ!」
(*'◇'*) 「こうらが かたいけん だいじょうぶっちゃない」
(*'◇'*) 「でも こんなに のったら つぶれちゃうよ」
(*'◇'*) 「いたくないのかな」
(*'◇'*) 「かわいそう~~っ」
ほんとだよね カメのこうら 割れちゃわないかな。
こんなに小さいんだもんね。
けれども、カメも仲間たちも 気にしてないみたい。
シマウマがきて、ライオンがきて、きつねもやってきて。
次々とそれぞれの背中に乗っていきます。
(*'◇'*) 「もう やめて~~っ!」
(*'◇'*) 「ぅお~~~っ、カメ~~~~~~~~~~っ!!!」
絶叫しちゃってます。
もう、かわいいったら(≧m≦)
動物たちはというと
最後にやってきた小さなネズミが・・・・ぱりっ
(*'◇'*) 「「「「 あっ!! 」」」」
(*'◇'*) 「いいなあ~」
(*'◇'*) 「おいしそう~」
(*'◇'*) 「どんな あじ なんだろう」
(*'◇'*) 「たべてみたい」
ほんと、食べてみたいねσ(⌒-⌒*)
③『わゴムはどのくらいのびるかしら?』 ほるぷ出版
よし、まだ時間があるぞ(≧ω≦)
(*'◇'*) 「めだか よめるよね」
(*'◇'*) 「めだかのめがね よんで!」
それも読みたいけど、この本を先に読ませて~。
(*'◇'*) 「わゴムはどのくらいのびるかしら?」
(*'◇'*) 「こっから あそこまで」 (教室の端から端まで)
そんなにのびるかも?
じゃあ ちょっと 読んでみようか。
ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。
わゴムをベッドのわくにひっかけて、部屋の外に出てみよう。
自転車に乗って くたびれるまで走って
バスに乗って 飛行機に乗って・・・・
(*'◇'*) 「えーっ」
(*'◇'*) 「がいこくまで いくっちゃないと?」
ほんとだね。
こんなに遠くまできちゃったもの。
外国まで行っちゃうかもね。
(*'◇'*) 「もう あぶないよ」
(*'◇'*) 「きれそう・・・」
あぶないよね~
でもぼうやは まだまだ 先に行っちゃうみたいだよ。
船に乗って ラクダに乗って 砂漠をこえてたどり着いたところはロケット発射場。
(*'◇'*) 「こんなとこに ロケットがおると?」
(*'◇'*) 「うわあーっ」
(*'◇'*) 「うちゅうまで のびてった!?」
(*'◇'*) 「どんだけ すごいと このわゴム」
月に着陸したロケットからでて ぼうやが 歩きだそうとしたとたん・・・
(*'◇'*) 「びよーんって もどるっちゃないと」
(*'◇'*) 「ひっぱられるとよ」
みんなの想像どおり、ぼうやは ボーンっと ひっぱられちゃったのさ。
(*'◇'*) 「あっ、らくだが おる」
(*'◇'*) 「じてんしゃも あるよ」
(*'◇'*) 「ふねも ある」
(*'◇'*) 「みんな あるっちゃないと?」
ほんとだね。
男の子が乗った乗り物が全部あるね(≧∀≦)
④『めだかのめがね』 こぐま社
(*'◇'*) 「ちょっとだけあるよ」
(*'◇'*) 「めだかのめがね よめるっちゃない?」
そうだね。
じゃあ ひとつか ふたつ 読んでから終わりにしようか。
ということで、 「たいへんな たい」 と 「いろ とりどり」 を読んでおしまいにしました。
(*'◇'*) 「これ、まだ ある?」
まだまだ あるよ。
また時間があるときに読もうね。
2011年09月12日 3年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]
9月12日 月曜日(晴れ) 3年2組
①『なつのいちにち』 はたこうしろう:文、絵 (4分)
②『こびっちょさんのやま』 いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵 (7分半)
③『視覚ミステリーえほん』 ウォルター・ウィック:作/林田康一:訳
* * * * * * * *
①『なつのいちにち』 偕成社
ある夏の暑い日。
男の子が元気にかけていく。
でっかい でっかい クワガタムシを 捕まえるため。
長い階段もへっちゃら。
クワガタムシのためだもん。
でも さすがに この長さは きつい~;
(*'◇'*) 「きつそ~~~っ」
(*'◇'*) 「どんだけ あると?」
(*'◇'*) 「ものすご ながいよね」
たしかに長いよねえ。
これ、読むのもきついのよ。
ヘタすると過呼吸になりそう( ̄▽ ̄;)
苦労してたどりついた静かな林。
いた、でっかいクワガタムシ!
(*'◇'*) 「えー、ちっさーい!」
やっぱりそう見えるか(≧ω≦)
でも男の子がつかまえたクワガタムシを見ると
(*'◇'*) 「ええっ、おっきーい!」
でしょ!?(≧ω≦*)
②『こびっちょさんのやま』 こどものとも 1998年08月号
こびっちょさんのやま (こどものとも)
作者: いとうせつこ:作/わたなべさもじろう:絵
出版社: 福音館書店TOPページへ
発売日: 1998年08月
直リンクが禁止されておりますので、
申し訳ありませんが本の詳細は
トップページより検索をお願いいたします。
今度は、おばあちゃんの家に遊びに行ったおさむが出合う不思議なおはなし。
虫が大好きなおさむは、山のふもとにあるおばあちゃんの家に遊びにいきました。
草むらに寝ころがって虫を観察したり、昆虫採集にいったり
虫好きのおさむにとっては楽しい毎日なのですが、雨に濡れたために体調をくずして寝込んでしまいます。
心配したおばあちゃんが薬草を採りに部屋を行ったあと、彼らがやってきました。
なにがやってきたかって?
それは それは でっかい・・・・
(*'◇'*) 「うわ、でかっ」
(*'◇'*) 「みのむし?」
そう、まずは みのむし。
つづいて ツユムシと、このあたりまで比較的冷静だった子供たちでしたが
最後の虫が現れると・・・
(*'◇'*) 「「「「うわあーっ!!」」」」
(*'◇'*) 「こわーーっ!」
さすがに大絶叫だったね(≧m≦)
③『視覚ミステリーえほん』 あすなろ書房
ちょーっとだけ時間があります。
ひとつくらいだったら読めそう。
ということで、いっこだけ読みました。
「へっこんでいたはずなのに」
いろんなもので型押しして、ぽこぽことへっこんでいる粘土板。
本を ひっくり返して 見てみると・・・・
(*'◇'*) 「えー!?」
(*'◇'*) 「うそっ」
(*'◇'*) 「なんで!?」
ね、不思議でしょ?(*^-^*)
2011年09月09日 2年2組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]
9月9日 金曜日(晴れ) 2年2組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)
* * * * * * * *
①『すてきな三にんぐみ』 偕成社
主人公の三人組は、顔が見えず帽子とマントのすき間から眼だけがギョロリと見えている。
前半は真っ暗な夜を中心に描かれていることもあって、小さな子供たちにとっては怖い絵本のようです。
(*'◇'*) 「これ、知っとう」
(*'◇'*) 「おはなしの部屋に ある・・・」
(*'◇'*) 「あるある。これ、こわいっちゃんね」
(*'◇'*) 「え、ほんと?」
(*'◇'*) 「え~、こわい~;」
まあたしかに最初のほうは おっかない 雰囲気だよね。
でもそんなに恐れなくて大丈夫だから(*^-^*)
この三人組はどろぼうです。
馬車を襲う盗賊なのです。
武器は3つ。
ラッパ銃 に こしょう・ふきつけ に まっ赤なおおまさかり。
(*'◇'*) 「すごーい」
(*'◇'*) 「かっこい~い」
だよね。
真っ黒なバックのなかに描かれている 赤い色した武器は 遠目もきいて すごくかっこいい。
夜になると三人組の仕事がはじまります。
闇夜のなか、光も持たずに歩いていく。
(*'◇'*) 「ひとりだけ さきに 行きよう」
ほんとだね。
歩くのが速いのかな。
(*'◇'*) 「暗いとに こわくないとかいな」
そうね~。
この人たちは どろぼうさんだから、暗いほうが都合がいいのかもね(≧m≦)
さて、馬車がやってくると こしょう・ふきつけで 馬の目を攻撃し
まっ赤な おおまさかりで 車輪を壊し
(*'◇'*) 「わあっ、すごい!」
(*'◇'*) 「(車輪が)こわれとう」
ほんと、すごいね。
これじゃあ走れないよね。
で、とどめは ラッパ銃を かまえて、手をあげろ!
(*'◇'*) 「こわ~い;」
おっかない どろぼうさん だね。
でもね
さんざん悪事の限りを犯していた三人組が、ある日、ティファニーちゃんという小さな女の子に出会ってから人が変わるのです。
大きなお城を買い
寂しい暮らしをしている かわいそうな子供たちを集めて
みんなで一緒に暮らすことにしました。
(*'◇'*) 「いっぱいに なっとう」
お城のまわりの家ね。
たくさん家族が増えたんだろうね(*´・ω・)
②『にゃーご』 すずき出版
(*'◇'*) 「この本、しらん」
(*'◇'*) 「ぼく しっとう」
(*'◇'*) 「くもんで ならった」
ああ、今でも教材に載ってるんだ。
東京書籍の小学校教科書「国語2年生」にも載ってますもんね。
ちなみに、朝読に通ってる小学校は東京書籍ではありませんん。
(*'◇'*) 「たしか りんご とりにいくっちゃんね」
おっと、ポイント部分に触れられると困るぞ。
じゃあ いつもの お約束。
(*⌒0⌒) 「知っている人は、知らない人のために 先のこと 話さないでね」
(*'◇'*) 「はあい!」
おお、いい返事だ(⌒-⌒*)
主人公は、課外授業中に、みんなとはぐれてしまった三匹の子ねずみです。
きりかぶの陰でおしゃべりに夢中になっているうちに みんな いなくなってました。
じゃあ ぼくたちは 桃を 食べに行こう。
・・・とまあ、なんて楽天家な子ねずみたち(≧ω≦)
そこにやってきたのが トラジマの ねこ。
こわ~い顔して
にゃ~ご
と言ってはみたものの、子ねずみたちから おじさん だあれ? と訊かれてしまいます。
その とぼけたやりとりに、子供たちも くすくすと 笑いだし
子ねずみが にゃ~ご と言ったときには
いっしょに 「にゃ~ご」 と言う子たちもいました。
この絵本も毎年好評な本のひとつです。
大きなツッコミはありませんが、楽しそうに聴いてくれている雰囲気が伝わってきます。
やさしい はなしだよね~。
たまおじさんと 子ねずみたちは いつかまた 会うことがあるのかな(*ФωФ)
2011年09月08日 2年1組に読んだ絵本(読み聞かせ) [2011年度 朝読]
2組の先生はいつも朝読の時間をたっぷりとってくれます。
今日も朝の会を早めに切り上げて、チャイムが鳴る前に始めさせてもらえました。
9月8日 木曜日(晴れ) 2年1組
①『すてきな三にんぐみ』 トミー=アンゲラー:作/いまえよしとも:訳 (6分)
②『にゃーご』 宮西達也:作・絵 (6分半)
③『どうぶつはやくちあいうえお』 きしだえりこ:文、かたやまけん:絵
* * * * * * * *
①『すてきな三にんぐみ』 偕成社
主人公の三にんぐみは どろぼう です。
黒ずくめの衣装に 赤が基調の武器。
全体的にくら~いイメージだからか、子供たちも静かです。
そんななか ひとりの男の子が 絵本の本文を声を出して読みだしました。
しかも、わたしの読むリズムに併せようと一所懸命。
うう~ん、こちらは当然その子と併せるつもりはないし、微妙にズレるので、読みにくいぞ。
そう思っていると
(*'◇'*) 「だれか いっしょに 読みよう」
(*'◇'*) 「だれ~?」
(*'◇'*) 「オレ」
(*'◇'*) 「やめり~、きこえんやん」
と、近くの子たちが声をかけてくれました。
ほっ・・・
助かった。読みやすくなった。
ありがとう(≧ω≦*)
どろぼう三にんぐみですが、小さな女の子ティファニーちゃんのひとことで、大転身します。
そのあたりから、子供たちの こわ~い; という雰囲気がだんだん ゆるんで きます。
(*'◇'*) 「みんな (服が) おそろいなん?」
(*'◇'*) 「どれくらい あつまったとかいな」
う~ん、どれくらいだろうね。
何人かわからないけど きっと 楽しい毎日だろうね。
②『にゃーご』 すずき出版
(*'◇'*) 「あー!」
(*'◇'*) 「これ (担任の) 先生に よんでもらった!」
担任の先生の大好きな本だもんね。
きっと読んでもらってるだろうとは思ってたんだ。
もう一回、読んでいい?
(*'◇'*) 「この本、銀先生に よんでもらったよ」
(*⌒0⌒) 「それはないはず (ちゃんとノートにつけてるもの)」
(*'◇'*) 「銀先生には まだ よんでもらってないよ」
だよね。
ということで、読むことになりました。
課外授業をしていた子ねずみ三びきが きりかぶに 隠れておしゃべりしているうちに、クラスメイトたちとはぐれてしまいました。
三びきがあわてず騒がず、このまま授業を受けないで ももを 食べにいこうと相談していると
にゃ~ご
という声とともに 大きなねこが ぬうっとでてきました。
けれども 三びきの子ねずみは ちっとも驚かず こそこそと話しています。
そして無邪気に
おじさん だあれ?
とか 訊いちゃいます。
このシーンは分かっていてもおもしろい。
あちこちから くすくす 笑う声が聞こえてきます。
毒気を抜かれた おじさんねこと 恐れを知らない三びきの子ねずみとの 心の交流は ここからはじまります。
(*'◇'*) 「このあと どうなるっちゃろう」
(*'◇'*) 「また あえるのかな」
(*'◇'*) 「これのつづきの本は ないと?」
(*⌒0⌒) 「これの つづきではないけど 新しい本がでてるよ」
(*'◇'*) 「えっ よみたい」
(*'◇'*) 「図書館にある?」
(*⌒0⌒) 「あるよ」
(*'◇'*) 「よんでみよう」
担任の先生が 「にゃーご」 を読んだとき、子供たちはどんな反応をしたのかしら。
いつか先生の時間があるときに聞いてみたいな。
③『どうぶつはやくちあいうえお』 のら書店
(*'◇'*) 「まだ時間があるよ」
(*'◇'*) 「あれ、読めるっちゃない?」
読める読める、この本ね。
(*⌒0⌒) 「どこまで読んだか 覚えてる?」
(*'◇'*) 「おぼえとう!」
おお~、すごい。
この前もちゃんと覚えてたもんね。
え~っと、今日は 「こ」 からだよね。
「け」 のページを見せながら ここまで読んだよね~ と聞いたら
(*'◇'*) 「え~、読んでない」
(*⌒0⌒) 「(覚えてないのかな) じゃあ く は?」
(*'◇'*) 「「「 読んでな~い 」」」
あれ!?
再度ノートをチェック。
(*⌒0⌒) 「あっ、ごめん! 2組と間違えてた!!」
失敗失敗、確認ミスでした;
すると、すぐそばに座っていた女の子が
(*'◇'*) 「えー、先生ずる~い。 2組のほうが いっぱい読んでもらっとう」
うおっ!
いや、時間調整の本だから ふたつのクラスが足並み揃えてってならないのだよ~。
読んでる本の数は1組のほうが多いんだけどね。
とまあ、そんなことは子供たちに話してはおりませんが・・・。
(*⌒0⌒) 「え~っと か からだった」
(*'◇'*) 「あっ、そうそう おっとせい まで 読んだよ」
そうだったね。
みんなで 「か」 を読んだら もう終了時間。
今度はクラスを間違えないでチェックしとかなきゃだね。
ごめんね( ̄▽ ̄;)